マインドフルネスで「乗ると元気になるヒコーキ」実現へ!
9月2日~3日、ANAは神奈川県鎌倉市の建長寺で開催された、マインドフルネスの国際カンファレンス「Zen 2.0」で、瞑想体験ができるブースを出展しました。
「マインドフルネス」という言葉をご存知ですか?
特定の事柄に意識を集中でき、かつ、その時間や空間のなかで集中している自分をも意識できている、といった状態のことで、スポーツ選手が集中した状態である「ゾーン(*1)」に近い感覚だそう。
実はマインドフルネスの状態に持っていくためのトレーニングの一つとして「瞑想」があり、その瞑想状態へと入る一つの方法に「禅」があるといいます。
今回ANAが出展したブースではエコノミークラスのシートとともに、瞑想コミュニケーションロボットの「CRE-P(クリップ)*2」を設置。
CRE-Pの案内で瞑想を開始し、周りの声や雑念が入りそうな絶妙のタイミングで、瞑想のアドバイスがあります。臨済宗円覚寺派の浄智寺住職の朝比奈恵温氏も体験。CRE-Pのアドバイスも「なるほどと思うところがあった」と、瞑想体験と禅が通じる部分を感じたと話されます。
ANAグループが進めている「乗ると元気になるヒコーキ」プロジェクトでは、飛行機に乗ったあとも疲れない、さらに乗る前よりも元気になっていただきたいという想いがあります。
今回のマインドフルネスの取り組みもその一つ。
ANAグループは、ご搭乗いただくお客様が、「旅先で楽しく、元気に、最大のパフォーマンスを発揮できる」よう、今後も様々な取り組みを進めていきます。
*1 極度の集中状態にあり、他の思考や感情を忘れてしまうほど、競技に没頭しているような状態を体験する特殊な感覚のこと。
*2 CRE-Pは大企業の若手有志団体のプラットフォーム「One JAPAN」が提案している「CREATIVE FLOW_ER」プロジェクトから生まれたもので、脳波を測定するヘッドバンドを取り付け、CRE-Pが話す内容に従って「呼吸」することに集中して瞑想するもの。