

第16‐034号
2016年7月4日
「ファンボロー国際航空ショー」でANAの787-9型機が
デモンストレーション飛行をおこないます
~日本の航空会社として初めて、エアショーのデモンストレーション飛行に登場~
~787-9型機を活用し中距離国際線のサービス拡充を図ります~
2016年7月11日からイギリス・ファンボローで開催される「第50回ファンボロー国際航空ショー」でボーイング社が実施するデモンストレーション飛行に、ANA塗装のボーイング787−9型機が使用されます。エアショーで日本の航空会社の塗装機がデモンストレーション飛行に登場するのは初となります。
ANAは、787のローンチ・カスタマーであり、787シリーズの世界最大ユーザーでもあることから、今回のデモンストレーション飛行が実現しました。ANAはこれまでに合計83機の787シリーズを発注済みで、そのうち胴体延長型の787−9型機は44機発注しており、現在まで11機を受領、主に国際線で使用しています。7月に受領予定の機材より、新たな仕様を導入し、中距離アジア路線を中心としたサービス向上に最大限活用してまいります。
(1)ファンボロー国際航空ショーでのデモンストレーション飛行
7月11日(月)-13日(水)の3日間、日本を象徴する「富士山」と「桜」のデカールを貼り付けて飛行いたします。
(2)787−9型機 新仕様機の導入
7月に受領する機材より、中距離国際線用の新しい機内仕様を導入いたします。
ビジネスクラスにはフルフラット・シートの「ANAビジネス・スタッガード」を導入し、東南アジア路線を中心とする中距離国際線に重点的に投入いたします。8月上旬に羽田=シンガポール路線*から就航を開始し、8月下旬に羽田=香港路線へ、また今後、羽田を発着するバンコク線などの中距離路線にも投入を予定しています。
また、長距離国際線仕様機でご好評をいただいているプレミアムエコノミーシートや、座席間隔34インチのエコノミークラスシート、ANA SKY LIVE TVやANA WiFiサービスなどもお楽しみいただけます。
ANAは今後も、アジアを中心とする中距離国際線のより一層のサービス向上を図ってまいります。
*一部の便のみとなります。また日によって運航機材が変わる可能性がありますのでご了承ください。
◆客室仕様 ビジネスクラス40席/プレミアム・エコノミー14席/エコノミークラス192席 : 計246席