東海大学(所在地:神奈川県平塚市、総長:松前達郎、学長:高野二郎)では、全日本空輸株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山元峯生、以下ANA)と独立行政法人航空大学校(所在地:宮崎県宮崎市、理事長:岩見宣治)の協力のもと、工学部航空宇宙学科内に「航空操縦学専攻」を新設するべく、2005年6月20日(月)、文部科学省に届出をいたしました。本専攻は、2006年4月の開設を予定しており、将来的に独立した学科とすることについても検討を進めます。 また、操縦士ライセンス取得のための留学先については、現在米国ノースダコタ大学航空宇宙学部と提携の調整を進めており、今月末には正式な調印に至る見込みです。 大学に、民間航空機操縦士を養成するコースが設置されるのは、国内では初めてのケースです。また、東海大学とANAでは、航空産業関連の講座開設をはじめとする「産学連携プログラム」を実施し、学生には奨学金制度を設ける予定です。 本専攻の学生は、操縦士ライセンス(JCAB・事業用操縦士技能証明)を取得できるとともに、卒業時には「学士(工学)」の学位が与えられます。 なお、このプログラムには東海大学の他学部・他学科の学生も参加することができます。 2006年4月に本専攻のプログラムに参加した場合は、座学を経て留学・訓練を修了すると、最短で2008年度末に卒業できる予定です。 |