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国際線事業の概要 |
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2010年「首都圏再拡張」以降の競争力を確固たるものにすべく「ネットワークキャリア型」ビジネスモデルの基盤構築と「自由化の潮流」のなかで、流れの先頭に立つためのグローバリズムの醸成と戦略構築のための「ナレッジ」を蓄積する。 |
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[1]「アジア・ゲートウェイ構想」に伴い、羽田=香港、北京(南苑空港)線の開設 |
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拡充された羽田国際チャーター便運航可能時間帯を活用し、2008年4月から羽田=香港線を毎日チャーター運航いたします。また、2008年8月開催の「北京オリンピック」開催を契機に環境条件が整い次第、羽田=北京(南苑空港)路線へチャーター便の運航を計画します。 |
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2008年4月1日から台北線の便名を「ANA」グループ便名に変更し、「ネットワークキャリア型」ビジネスモデルを強化します。ダイヤ変更およびコードシェア拡充を計画し、さらに利用しやすい接続時間帯などの向上に努めます。 |
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2008年3月から、関西=青島線を2008年6月から関西=大連線を増便し、それぞれデイリー運航とします。また関西=杭州線に最新鋭のボーイング737-700型機を投入します。 |
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*これらの計画は関係当局の認可を前提としております。 |
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(2) |
国内線事業の概要 |
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国内線事業では、需要や競争環境を勘案、「強いオペレーション」を実現する「シンプル・ローテーション」の構築とそれを支える乗り継ぎ型運賃など各種戦略の遂行により、収益性を堅持します。 |
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[1]強いオペレーションを実現する「シンプル・ローテーション」の構築 |
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定刻運航の必然性やイレギュラーに強い運航、新幹線との競争激化などを勘案し、現状のオペレーションを主基地・目的地間の単純往復化や基地ごとの主要機種設定などに転換させ、今まで以上に「強いオペレーション」を実現させ、利便性の向上に努めてまいります。 |
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[2]富士山静岡空港開港に伴い、静岡=札幌・沖縄線の開設 |
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2009年3月開港予定の富士山静岡空港に、札幌・沖縄線をそれぞれ1日1往復ずつ就航いたします。 |
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2008年4月から開始する上質の「国内線プレミアムクラス」展開を加速すべく、ボーイング777−200型機、777−300型機、737−700型機、767−300型機、747−400型機のシートを順次改修いたします。 |
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貨物郵便事業の概要 |
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ANAグループの事業領域の「第3のコア・ビジネス化」を目指した収益基盤の構築と事業性の向上を実現する「貨物基本ネットワーク」の構築を行います。加えて「沖縄ハブ構想」確立に向けた販売・生産体制の構築を図ります。 |
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増機する貨物専用機を活用し、「貨物基本ネットワーク」確立のため、厦門、青島、台北線への増便を行い、「ウイークデーデイリー化」を確立します。 |
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ANAで運航していたボーイング767−300型機を貨物機に改造、2008年6月に初号機、12月に2号機が導入されます。同型旅客機を貨物機へ改造することは、世界で初めて行われるのもので、ANAの経営効率の一翼を担うものでもあります。(2005年10月31日 第05−154号にて発表済) |
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[3]「第3のコア・ビジネス化」を目指し、事業基盤の強化を実施 |
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国際エクスプレス新会社の設立と営業開始、関西空港を中心とした貨物ネットワークの拡充等を背景に、2009年度下期に予定される「沖縄ハブ構想」に向けて円滑な貨物事業の基盤強化を行います。 |