NEWS ANA

第09‐035号
2009年3月2日


ANA、海外新聞普及株式会社(OCS)へ資本参加

〜 3月末を目処にOCS筆頭株主へ 〜

 全日本空輸株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山元峯生、以下「ANA」)は、日本経済新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、(以下「新聞3社」)との間で、新聞3社が保有する海外新聞普及株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤良逸、以下「OCS」)の株式の譲渡について合意しました。この結果、ANAは本年3月末を目処にOCS発行済株式の33.5%を取得して、OCSの筆頭株主となる見込みになりました。

 ANAグループは、貨物事業を第3のコアビジネスとする中期経営戦略を推進中です。今回の資本参加を通じ、ANAが主にアジア域内で展開する貨物便ネットワークと、OCSが保有する集配・通関・地上配送ネットワークを相互に組み合わせることで、国際エクスプレス事業を展開するための本格的な戦略基盤が整うことになります。

 ANAとOCSは2007年7月に共同ブランド商品「BEAM」を開発、高品質なエクスプレス商品を提供してまいりました。またANAは、本年秋からの那覇空港を拠点とするアジア域内の深夜貨物便ネットワーク(沖縄ハブ構想)の稼動に向けて、準備を進めております。本構想に、両社が培ってきたサービス品質や経営ノウハウを結集し、より進化させることで、迅速かつ正確な企業間ドア・ツー・ドアサービスを提供するリージョナルインテグレーターとして機能することが可能となります。

 なおANAとOCSは、国際エクスプレス事業における一層のサービス向上を図るべく、今後、ANAグループのエクスプレス事業会社である株式会社オールエクスプレスとの事業統合を含む提携深化の可能性について検討を進めていく予定です。

 
以上
 
添付:
OCS会社概要
 
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