NEWS ANA

第09‐138号
2009年8月18日


国際線旅客「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」を再設定

 ANAグループ(※)は、本日2009年8月18日(火)、国際線旅客における「燃油特別付加運賃(いわゆる燃油サーチャージ)」の再設定を国土交通省に申請いたしました。
 燃油特別付加運賃につきましては、航空燃料市場価格の下落に伴い2009年7月1日発券分より廃止いたしましたが、その後、航空燃料市場価格が再び上昇している状況に鑑み、今般、10月1日以降の発券分について再設定することといたしました。
 なお、従来、燃油特別付加運賃額の見直しを3カ月ごとに行ってまいりましたが、今般の再設定を機に、航空燃料市場価格の動向をよりタイムリーに反映させるため、申請時点における直近2カ月の航空燃料市場価格の平均に基づいて2カ月ごとに見直すことといたします。
 今般申請いたしました2009年10月1日〜11月30日ご購入分の燃油特別付加運賃については、2009年6月から7月のシンガポールケロシン市場価格の2カ月平均である1バレルあたり74.5米ドルを基準といたしました。何卒、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
(※)ANA、AJX(エアージャパン)
 
燃油特別付加運賃額再設定の概要
   
1. 適用期間 : 2009年10月1日(木)より11月30日(月)航空券発券分まで
   
2. 運賃額   : 次の運賃を日本発の国際線区間に適用(1旅客1区間片道当たり)
 
(※)関係国政府の認可等の状況により、適用額が予告なく変更となる場合があります。
   
3.
改定(廃止)条件 :
(1) 燃油市況への連動性を高める観点から、改定期間を2カ月といたします。2009年10月1日(木)から11月30日(月)発券分につきましては、本申請による徴収額を、燃油価格の動向により変更することは予定しておりません。なお、関係国政府の認可状況に応じた変更申請につきましては、この限りではありません。
(2) 本運賃の改定には、利用者の皆様への分かりやすさの観点から米国エネルギー省公表のシンガポールケロシン市場価格を指標として用い、申請時点における直近2カ月の航空燃料市場価格の平均に基づいて運賃額を決定します。
(3) 2009年12月1日(火)以降発券分の燃油特別付加運賃額につきましては、本年10月中旬を目途に、別表の改定基準に則り設定する予定ですが、少なくとも、本年8月から9月のシンガポールケロシンの市場価格が平均して1バレル当たり60米ドルを下回った場合には、本運賃を廃止いたします。
   
4.
適用条件 :
(1) 燃油特別付加運賃は全てのお客様にご負担いただくもので、大人・小児・座席を使用する幼児ともに同額となります。また、AMCマイレージ特典航空券ご利用の場合も同額となります。なお、座席を使用しない2歳未満の幼児は、本運賃は適用しません。
(2) 航空券ご購入後の払戻しの際、本運賃には取消手数料・払戻し手数料は適用されません。全額払戻しいたします。
 
 
以上
 
  <別表:改定基準>
 
 
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国際線旅客「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」を再設定