楽天株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役会長兼社長：三木谷 浩史、以下 楽天）と全日本空輸株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：伊東 信一郎、以下 ANA）は、2006年7月に両社間で締結した国内旅行サービスに関する業務提携範囲を海外旅行サービスにまで拡大し、本日2010年12月1日から、楽天トラベル株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：岡武 公士、以下 楽天トラベル）が提供する国内最大級の総合旅行サイトにおいて、ANAの国際線運航便を利用した個人向け組み立て旅行「ANA楽パック」（海外）の取り扱いを開始いたしました。

　「ANA楽パック」（海外）は、ANAが運航する約850便/週（※）の国際線航空券と楽天トラベルが取り扱う海外の宿泊施設約5万9千軒のなかから、ユーザーが日程や目的、予算に応じたプランを自由自在に組み立てることができるダイナミックパッケージ（DP）の商品です。今般、「ANA楽パック」の対象範囲が国際線にまで広がったことにより、楽天トラベルが取り扱う国際線の航空座席も大幅に拡大し、ユーザーはリアルタイムで予約することが可能となります。また、「ANA楽パック」（海外）の付帯サービスとして、マイレージの付与率を一般的な海外旅行商品において提供されている50％から70％に引き上げるとともに（国内線乗り継ぎ区間は100％付与）、DPを予約した場合は、最大7カ月前から事前座席指定が可能になるなど、よりユーザー満足度や利便性の高いサービスを提供してまいります。

　これまで国内線を対象として展開してきた「ANA楽パック」は、2006年10月の販売開始以来多くのお客さまにご利用いただいており、累計利用者数が年内にも100万人に達する見込みです。本日から取り扱いを開始した「ANA楽パック」（海外）の提供により、ANAならではの豊富な国内線ネットワーク（約930便/日※）と国際線を組み合わせることで、乗り継ぎに便利なさまざまな発着地のバリエーションが提供でき、日本全国のユーザーがより手軽に海外旅行を楽しめるような環境を作ってまいります。

　さらに、楽天トラベルとANAは業務提携拡大の一環として、外国人訪日需要の獲得においても連携を強化し、両社の英語、中国語、韓国語の外国語サイトの相互リンクを開始しました。

　また、ANA SKY WEB経由で「楽天トラベル」で宿泊施設の予約をすると、マイレージが付与されるANAマイレージクラブ会員向けサービスの対象施設を海外の宿泊施設にも拡大するなど、航空券予約と宿泊予約を目的に訪れる双方のユーザーに質の高いサービスを提供し、両社の利用者拡大を実現してまいります。

　去る10月31日の羽田空港国際化を契機とし、お客さまのさらなる利便性の向上を図るためにも、楽天とANAは、今後も本業務提携関係をさらに深化させ、国内外の旅行分野において、さまざまなサービスを提供してまいります。