昨日8月7日(ワシントン時間で6日)、ANAが世界で初めて受領するボーイング787(以下、787)が、ワシントン州エバレットにあるボーイングのペイント・ハンガー(塗装用格納庫)での塗装作業を終え、報道陣に公開されました。この機体は、今年9月にANAに受け渡される最初の飛行機であり、この後デリバリーに向けた最終的な準備を残すのみとなります。
ANAは、最新鋭の787を世界で初めて受領することを記念し、初号機と二号機に「787」の文字を大きくあしらった特別塗装を施します。※特別塗装については、ANA NEWS第11A‐043号をご参照ください。
またANAは今回初めて、787の客席を公開いたしました。
ANAが9月に受領する初号機は、「短距離国際線」仕様の機体です。導入当初は効率的な乗員養成のため暫定的に国内線へ投入し、座席仕様は264席(プレミアムクラス12席、一般席252席)として就航いたします。また「長距離国際線」は座席数158席(ビジネスクラス46席、エコノミークラス112席)、「短距離国際線」は222席(ビジネスクラス42席、エコノミークラス180席)の仕様となります。※機内の各プロダクトについては、ANA NEWS第11A‐044号をご参照ください。
ANAは9月に787を受領後、世界初の商業フライトとして成田=香港記念チャーター、その後遊覧飛行を実施したのち、定期便として羽田=岡山、羽田=広島線を就航させる予定です。
この秋、ANAが世界に先駆けて就航させる787。どうぞご期待ください。 |