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1月16日(水)に発生しましたANA692便(山口宇部−羽田)の重大インシデント認定、ならびに国土交通省からのボーイング787型機を対象とした1月17日付けの耐空性改善通報を受け、弊社では787型機の運航を停止しておりました。 今般、4月19日(米国時間)にはボーイング社が米国航空局(FAA)に提出した787型機へのバッテリー関連部の改修プランが承認され、同月26日(日本時間)に国土交通省より787型機への耐空性改善通報の改定版が発行されました。 本改修内容は、想定しうるあらゆる原因を網羅した対策となっており、バッテリー不具合の再発を確実に防止できること、さらに私ども航空会社の意見、要望も十分に反映されたものであることが確認できました。 これにより、787 型機のバッテリーシステムに対する信頼性は、大きく改善されました。よって、弊社としては本改修を実施することで787 型機の運航の安全性を確保できるものと判断いたしました。 当社では保有しております787型機全17機に対し、ボーイング社のサポートチームと連携し4月22日より改修作業に入っており、これを完了すれば飛行機の耐空性が回復し運航が可能となりますが、当社は改修作業のみならずお客様により安心してご利用頂けるように更に以下の対応を行い、信頼回復に努め、ご案内やご説明を行ってまいります。 (1) 確認飛行の実施(改修された全機材の飛行状態を確認) これまでの間、欠航等の発生によりお客様ならびに関係する皆様にご不便、ご迷惑をお掛けしておりましたことを深くお詫び申し上げます。お客様に安心してご搭乗いただけるようになるまで、今しばらくお時間を頂戴することとなりますが、今後予定される確認飛行や慣熟飛行等の進捗状況により、営業便再開の日時について検討してまいる予定です。 ご提供できる時期が確定次第、あらためてお知らせいたします。 最後に、今後も引き続き、692便の重大インシデントの原因究明につきましては運輸安全委員会の調査に全面的に協力してまいります。 |
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2.ANAが実施する取り組み |
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(参考資料)
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以上 | |||||||||||||||||||||||||||||
(印刷をされる方はこちらをご利用ください) 787型機の改修とANAが実施する取り組みについて |
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