



三方を海にかこまれた山口県と、日本海に面した鳥取県。東西16kmにも及ぶ広大な鳥取砂丘や、長州藩の城下町として名高く世界遺産に登録されている萩など、自然や歴史を感じられる観光名所が多くあります。地元の人々に愛されてきた食材などを使用した、個性溢れるおみやげをご紹介します。
とろりとしたなめらかなカスタードと国産の栗を包むのは、ふんわりとしたカステラ生地。どこかほっとする、優しくまろやかな口当たりです。材料には地元・山口産のフレッシュな牛乳と卵、生産工場の地下から湧き出る「琴名水(きんめいすい)」を使用しています。
地元や近海産の新鮮な魚のすり身にチーズとウニを練り込み、丹念に焼き上げたちくわです。うにの彩りが目にも楽しく、ワインやビールのおつまみにぴったりの一品。一口食べれば、磯の香りが漂うウニの風味と、数種類をブレンドしたこだわりのチェダーチーズの濃厚な味わいが広がります。
ふぐの名産地として有名な山口県・下関。地元でふぐは「ふく」と呼ばれ、“福”の意味を持つ縁起のいい魚として親しまれています。そのふぐに、辛子マヨネーズでちょっぴり刺激的なアクセントを付けたせんべい。食べ始めたら、ついつい後を引いてしまう美味しさです。
創業1868年の和菓子屋「亀甲や」が作る洋菓子。包みを開けた瞬間から、ブランデーが豊かに香ります。パッケージには因幡の白兎や地元の祭り「しゃんしゃん祭」の傘など鳥取の民芸品等がレトロなタッチのイラストで描かれています。
鳥取県のお隣、島根県斐川町特産の「出西(しゅっさい)生姜」を使用したジャムは、芳醇な香りと上品な甘さ。希少価値が高いこの生姜は、繊維質が少なく独特の辛みが特徴です。火にかけても香りが残るので、お料理に使えばキレとコクをプラスしてくれます。