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日本の眼鏡産業を生んだ会社。増永眼鏡株式会社

今から100年ほど前、日露戦争の最中の話である。福井県足羽郡麻生津村字生野(現・福井県生野町)には、その年も雪の積もる厳しい季節がやってきた。冬場は仕事が無く、収入の糧もない農民たちは、苦しい生活を強いられる毎日。そんな現状をなんとか打開するために、当時村会議員だった増永五左エ門は、冬でもできて村おこしになる産業としてめがねづくりを始めたのだった。当時、眼鏡は舶来品。日本で眼鏡の産業自体が無かった時代であり職人集めは難航したが、東奔西走しながらも努力の末、集めた4人で何とかスタートにこぎつけたのだった。1905年6月1日。その日、後に100年以上続く、日本の眼鏡産業を生んだ会社「増永眼鏡」が誕生した。

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めがねのフレームをつくる工程は、細かいものまであわせれば約200工程にものぼる。だからこそ少量多品種が主流の現代において、全工程を1社にて行うことはあまりに生産性が悪いが、高い品質を保つために材料からの製作、仕上げまで一貫して自社で行う日本で唯一の工場を持つのが増永眼鏡だ。

創業当初からの社是である、
「当社は、良いめがねをつくるものとする。出来れば利益を得たいが、やむを得なければ損をしてもよい。しかし、常に良いめがねをつくることを念願する。」という言葉が100年たった今も従業員の行動規範の土台として息づき、品質の追求と改善を怠らない姿勢で自社ブランドの価値を高め続けてきた。

歴史に裏付けられた技術力と、デザイナーKazuoKawasakiモデルに代表される上質なプロダクトデザインによって、これまでのめがねの歴史と、これから先の新たなめがねの歴史をつくる増永眼鏡。福井工場の製造現場には、100年間積み上げられ、熟成されてきたこだわりがあった。

写真2
増永眼鏡株式会社の情報を、ANAラウンジにて発信中!

※写真はイメージです

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担当:大江(おおえ)、松井(まつい)

【全日空商事株式会社 広告メディア部】

MAIL:innovative@anatc.com

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