スマートデバイスの開発に富士通が参入したのは、23年前に遡る。1991年、まだ「タブレット」という製品が世の中に広まっていない黎明期。富士通は、1991年に米国で発表した「PoqetPad」を皮切りにタブレット分野に参入した。同製品は、タッチパネルに抵抗膜を使用し、電源は単三電池。しかし、持ち運ぶには適さない重量、電池寿命の短さなど、課題は山積みだった。 1994年には日本で「STYLISTIC 500」を発表開始。1995年6月にカナダのハリファックスで行われた「主要国首脳会議(G7)」において、同製品は各国の首脳陣が手元で資料を閲覧するためのタブレットとして起用された。その後もアメリカを中心に流通分野で荷物の管理や、金融分野でセールスマンがペンを利用した署名により契約するシーンなどで活用された。 2000年代に入ると、文字入力が多いためキーボードが必須となる教育や医療市場のニーズが強まってきた。そこで、2003年にコンバーチブルタイプのタブレット「LIFEBOOK T3010」を発売。その後も、世界初の二方向にディスプレイが回転する「LIFEBOOK T4210」や、世界最小の通信モジュール搭載タブレ ット「FMV-BIBLO LOOX U」など、富士通は、移り行く時代の趨勢の中で「お客様が必要とする使いやすいモノ」を、その技術力で生み出してきた。 そして現在、iPadやWindows8の登場もあり、タブレットの用途が急速に広がっている。富士通は23年間におよぶタブレット開発の歴史で培ったノウハウを活かし、その集大成として高精細防水タブレット「ARROWS Tab Q584/H」、そしてハイスペック防水タブレット「ARROWS Tab Q704/H」を2013年に発売。さまざまなビジネスシーンでの利用を提案している。 |
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