グンゼと聞いて、多くの方はアンダーウェアメーカーを想像するだろう。しかしその歴史までを知る人は少ないかもしれない。実は同社の歴史は、1本の生糸づくりから始まった。1896年。明治時代、日本は産業革命時代に突入し発展の一途をたどる中、京都府の何鹿郡(現綾部市)で産声をあげた、郡是製絲株式会社(現グンゼ)。当時、産業立国策を唱えて全国を遊説していた元官僚、前田正名氏の想いに共感した創業者の波多野鶴吉氏が何鹿『郡』の『是』(方針)として蚕糸業発展をこころざし、立ち上げたことを発端とする会社なのである。それから120年。グンゼは様々な肌着や下着を世の中に送り出してきた。 近年、様々なアパレルブランドからこだわりの肌着がリリースされるのを目にするが、機能や品質において常に市場で存在感を放つのがグンゼである。その中でも、グンゼを代表するブランドのひとつである『YG』をご紹介したい。同社が「これぞ肌着」と胸を張るYGが生まれたのは、実は45年前のこと。それから、幾多の年月を越えて愛され続けたブランドは、このたびリブランディングプロジェクトにより、時代に即したさらなる高品質なアンダーウェアとして生まれ変わった。新たな着眼点として「着心地」を追求したYG。2015年度グッドデザイン賞に輝くなど、優れた設計思想や実用価格で実感可能な機能性を備えた商品価値を評価された同商品と、その企画・開発に関わったメンバーたちのストーリーを紹介したい。 |
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