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Inspiration of JAPAN

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日本の笑顔と元気を支えて、100年。

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日本人なら、誰でも一度は口にしたことがあるだろう。飲めば甘酸っぱいおいしさとともに、子どもの頃の思い出までふと蘇る、白くておいしい乳酸菌飲料「カルピス」。いつも当たり前のようにそばにあるこの国民的飲料が、一人の志高き日本人によって生みだされ、そしておよそ100年にわたって日本を支え続けてきたことを知る人はほとんどいない。

「カルピス」の生みの親である三島海雲は、当時中国で雑貨商を営んでいた。1908年、仕事で訪れた内モンゴルで、現地の遊牧民が毎日のように飲んでいた酸っぱい飲み物に出会う。これこそが、「カルピス」のヒントとなる発酵乳だった。それまで味わったことのないおいしさと、長旅の疲れも吹き飛ぶ健康効果に驚き、帰国。発酵の不思議な力を日本に広げていきたいという想いで研究を重ね、1919年、試行錯誤の末に商品化されたのが日本初の乳酸菌飲料「カルピス」だ。

海雲は「カルピス」発売以来、生涯をかけて『国利民福(国家の利益となり、人々の幸福につながる事業を成すこと)』の想いを貫いた。その一つとして、1923年の関東大震災直後に焼け野原と化した東京で、全財産をはたいてトラックを数台チャーターし、氷で冷やした「カルピス」を配ってまわったというエピソードからもうかがいしれる。また、高い栄養価が評価され、戦時中にはビタミンを加えた「軍用カルピス」として製造された歴史もある。もうすぐ、発売から100年。当時と変わらないカルピスの本質は『おいしいこと』『滋養になること』『安心感のあること』『経済的であること』。今もなお受け継がれているこの海雲の想いが、長く愛され続ける理由であることは間違いない。この歴史ある「カルピス」が追い求め続けているおいしいだけじゃない価値について触れていきたい。


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※写真はイメージです

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担当:三崎

【全日空商事株式会社 広告メディア部】

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