1980年代中頃、オートフォーカスを搭載した一眼レフカメラが市場に登場したことで、カメラ業界に大きな衝撃が走った。その草創期から『快速・快適・高画質』という変わらぬコンセプトで、アマチュアからプロまで人々に愛されるカメラを世に送り続けてきたブランドがある。キヤノンを代表する、レンズ交換式カメラ(一眼レフカメラ、ミラーレスカメラ)のEOSシリーズだ。同シリーズは誕生から現在まで、EOSシステムとしてカメラのキーデバイスである、センサー、映像エンジン、レンズを自社開発中心に行ってきた。そして1987年、世界で初めて完全電子マウント方式を採用したEOS 650の誕生から技術革新を続け、2017年3月に発売30周年を迎えた。その歩みは、カメラの進化そのものといっても差し支えないだろう。たとえば一眼レフカメラのエントリーブランド『EOS Kiss』は、カメラに詳しくない人であっても一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。ファミリーモデルである同ブランドを始め、プロ向けの『1D』、ハイアマチュア向けの『5D』など、豊富なラインアップを展開し、常に進化を続けてきたEOSは、2016年までの14年間連続でNo.1の座を堅守している。 そして、2012年。高まる市場のニーズに応えて登場したのがミラーレスカメラEOS Mシリーズだ。初代EOS Mが発売されてから、EOS M2、M3、M10を展開。2016年にはシリーズでフラッグシップに位置づけられる、電子ビューファインダー内蔵のEOS M5を発売した。同シリーズは、EOSのコンセプトはそのままに、よりコンパクトさが追求され、幅広いカメラの楽しみ方を提案している。 レンズ交換式カメラを、プロだけではなくあらゆる人に愛されるものへと進化させてきたEOSシリーズ。顧客のニーズを満たす製品や技術を次々に世に生み出し、業界を牽引し続けているキヤノンが新たに目指すのは、初心者でも気軽に本格的な写真が撮れるカメラである。両立が困難なこのふたつを実現可能にしたのが、2017年4月に発売となるEOS Mシリーズの最新モデルEOS M6だ。今回は、その誕生に込められた想いと、開発にまつわるストーリーを紹介しながら、カメラで写真を撮ることの魅力も伝えていきたい。 |
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