Vol.76
ミズノ株式会社
MIZUNO Corporation.
日本を代表するスポーツメーカー、ミズノ。野球、サッカー、ゴルフなどの競技スポーツから、肌着やシューズをはじめとした普段使いの日用品に至るまで、スポーツショップに足を運べば、幅広いジャンルで目にする同社のロゴマークはお馴染みであろう。日本の総合スポーツ用品メーカーとして海外でも高い評価を受けている同社。その歴史は、1人のスポーツ好きがつくった、野球ボールからはじまったのをご存知だろうか。
1906年、創業者の水野利八が弟の利三と共に大阪北区で「水野兄弟商会(後の美津濃商店)」を創業。当時、世界ではオリンピックをはじめとするスポーツの国際大会が始まり、様々な競技が外国から輸入されていた。そのなかでも、日本へと急速に浸透していた野球の魅力に惹かれていた利八は、洋品雑貨のほかに野球ボールを販売。この販売が軌道に乗ると、野球を広めようと「関西学生連合野球大会」(現:全国高等学校野球選手権大会)の主催や、硬式野球ボールの規格化を提唱。モノづくりにとどまらず、近代日本スポーツの土台を築いていった。1938年には現在の商品(技術)開発部の前身となる研究所を設置し、業界内でもいち早く科学視点でのモノづくりを開始。戦後は野球とゴルフ用品の開発に力を注ぎ、多くの日本人アスリートの活躍に貢献していった。そして「美津濃」から「ミズノ」へ。ミズノのシューズが東京の世界大会で100mの世界新記録(9.86秒)を樹立するなど、国際社会に広く知られる存在になっていく。
日本を代表するスポーツメーカー、ミズノ。野球、サッカー、ゴルフなどの競技スポーツから、肌着やシューズをはじめとした普段使いの日用品に至るまで、スポーツショップに足を運べば、幅広いジャンルで目にする同社のロゴマークはお馴染みであろう。日本の総合スポーツ用品メーカーとして海外でも高い評価を受けている同社。その歴史は、1人のスポーツ好きがつくった、野球ボールからはじまったのをご存知だろうか。
1906年、創業者の水野利八が弟の利三と共に大阪北区で「水野兄弟商会(後の美津濃商店)」を創業。当時、世界ではオリンピックをはじめとするスポーツの国際大会が始まり、様々な競技が外国から輸入されていた。そのなかでも、日本へと急速に浸透していた野球の魅力に惹かれていた利八は、洋品雑貨のほかに野球ボールを販売。この販売が軌道に乗ると、野球を広めようと「関西学生連合野球大会」(現:全国高等学校野球選手権大会)の主催や、硬式野球ボールの規格化を提唱。モノづくりにとどまらず、近代日本スポーツの土台を築いていった。1938年には現在の商品(技術)開発部の前身となる研究所を設置し、業界内でもいち早く科学視点でのモノづくりを開始。戦後は野球とゴルフ用品の開発に力を注ぎ、多くの日本人アスリートの活躍に貢献していった。そして「美津濃」から「ミズノ」へ。ミズノのシューズが東京の世界大会で100mの世界新記録(9.86秒)を樹立するなど、国際社会に広く知られる存在になっていく。
単なる装いでも、道具でもない。スポーツをする人間をサポートするためのモノづくりにおいては品質が最大の勝負であり、当時はほとんどが未開の地であったという。そんななかで愛され、選ばれ続けてきた理由。それは、質と信用を最も重んじた利八の口癖だったという「ええもんつくんなはれや」という精神にほかならない。ミズノの歩みは、まさに「良い商品とはなにか?」を求め続けた挑戦の歴史でもあるのだ。今回は、そんなミズノのモノづくりへの信念を紹介するとともに、その品質の秘密について迫っていく。
※続きはANA LOUNGE内に設置された冊子「INNOVATIVE VOICE」にてご覧ください。(設置空港:新千歳空港、羽田空港、伊丹空港、福岡空港)
羽田空港本館「ANA LOUNGE」では、毎月、キラリと光る個性を持つ
日本企業の商品・サービスをご紹介しております。
実際に体験頂ける商品やサービスなどを設置しておりますので
羽田空港本館「ANA LOUNGE」へのお立ち寄りの際はぜひご覧ください。