INNOVATIVE VOICE 日本を元気にする、こころざし

ANAでは羽田空港国内線「ANA LOUNGE」にて
「日本を元気にする、こころざし」をテーマに情報発信スペース
「INNOVATIVE VOICE supported by ANA」を展開しています。
ここでは毎月1社ずつ企業を取り上げ、
商品やサービスの裏側にこめられた、こころざし、こだわり、苦難を
INNOVATIVEなストーリーとして、冊子で紹介しています。

Vol.78

三重県鳥羽市
Toba City, Mie Prefecture

海女文化の伝承を託されたまち。

 

Vol.78

三重県鳥羽市
Toba City, Mie Prefecture

三重県、鳥羽市。西を伊勢市、南は志摩市に接し、北東はすべて伊勢湾に面したこの地。2016年に「伊勢志摩サミット」が開催されたことは記憶に新しいだろう。気候は一年を通して温暖で過ごしやすく、海辺にはリアス海岸が美しく広がる。世界で初めて養殖真珠を育んだ美しい海。独自の暮らしぶりを残す離島。そして、市の全域が伊勢志摩国立公園に指定されていることからも、今日まで自然と伝統が大切に守り続けられてきたことがわかる。市内には数々のレジャー施設や、160を超える宿泊施設が立ち並び、守り続ける伝統と新しく建てられた観光施設が入り交じっている。  

漁港を歩いていくと、ところどころで目に入る海沿いに建つ小さな小屋。そして掲げた看板には「海女小屋」という文字。実は鳥羽市は海女のまち。全国に約二千人いる海女のうち五百人以上が鳥羽市に住んでおり、これは日本一の数(海の博物館調べ)なのだ。古来より受け継がれてきた海女の文化は、鳥羽のまちにも色濃く残っている。伝説の海女といわれたお弁という女性を祀る「海士潜女神社」や、かつて海女が安全大漁を願って密かに祈願し続けてきたことから、女性の願いをひとつは叶えてくれるといわれている「石神さん」。海女・漁師・船乗りをはじめ、海辺に住む人と海との関わりを未来に伝える「海の博物館」は木造建築としても高く評価され、数々の賞を受賞。さらに全国で唯一潜水作業を行う白い磯着姿の海女さんを間近で見られる「ミキモト真珠島」など、これらは観光名所としても人気を博している。そして海女文化を残し未来へと繋げていく目的で、三重県は「海女文化」を全国で初めて無形民俗文化財に指定。さらに「鳥羽・志摩の海女漁の技術」が国の重要無形民俗文化財に指定されるなど、日本独自の大切な文化を守り続けてきた市全体の姿勢を垣間見ることができる。

三重県、鳥羽市。西を伊勢市、南は志摩市に接し、北東はすべて伊勢湾に面したこの地。2016年に「伊勢志摩サミット」が開催されたことは記憶に新しいだろう。気候は一年を通して温暖で過ごしやすく、海辺にはリアス海岸が美しく広がる。世界で初めて養殖真珠を育んだ美しい海。独自の暮らしぶりを残す離島。そして、市の全域が伊勢志摩国立公園に指定されていることからも、今日まで自然と伝統が大切に守り続けられてきたことがわかる。市内には数々のレジャー施設や、160を超える宿泊施設が立ち並び、守り続ける伝統と新しく建てられた観光施設が入り交じっている。

海女が採った海産物料理

漁港を歩いていくと、ところどころで目に入る海沿いに建つ小さな小屋。そして掲げた看板には「海女小屋」という文字。実は鳥羽市は海女のまち。全国に約二千人いる海女のうち五百人以上が鳥羽市に住んでおり、これは日本一の数(海の博物館調べ)なのだ。古来より受け継がれてきた海女の文化は、鳥羽のまちにも色濃く残っている。伝説の海女といわれたお弁という女性を祀る「海士潜女神社」や、かつて海女が安全大漁を願って密かに祈願し続けてきたことから、女性の願いをひとつは叶えてくれるといわれている「石神さん」。海女・漁師・船乗りをはじめ、海辺に住む人と海との関わりを未来に伝える「海の博物館」は木造建築としても高く評価され、数々の賞を受賞。さらに全国で唯一潜水作業を行う白い磯着姿の海女さんを間近で見られる「ミキモト真珠島」など、これらは観光名所としても人気を博している。そして海女文化を残し未来へと繋げていく目的で、三重県は「海女文化」を全国で初めて無形民俗文化財に指定。さらに「鳥羽・志摩の海女漁の技術」が国の重要無形民俗文化財に指定されるなど、日本独自の大切な文化を守り続けてきた市全体の姿勢を垣間見ることができる。

素潜りする海女

  • 十六茶ペットボトル
  • 開発担当者

「海女」と聞くと、その存在を知らない人はいないだろう。では、「海女はなにをして暮らしているのか」「海女が守っているものは何であるのか」このような質問をされたとき、答えられる人はほとんどいないのではないだろうか。今回は、鳥羽市の顔ともいえる海女の文化について紹介するとともに、あまり明かされることのない彼女たちの想いや生活についても迫る。また海女文化を通して、鳥羽市ならではの魅力を紹介したい。鳥羽市に訪れたことがある人もそうでない人も、読み終わる頃には、きっと足を運びたくなっているだろう。伝統を知ったうえで味わう海の恵みの味は、格別なのである。

※続きはANA LOUNGE内に設置された冊子「INNOVATIVE VOICE」にてご覧ください。(設置空港:新千歳空港、羽田空港、伊丹空港、福岡空港)

ANA LOUNGE

羽田空港本館「ANA LOUNGE」では、毎月、キラリと光る個性を持つ
日本企業の商品・サービスをご紹介しております。
実際に体験頂ける商品やサービスなどを設置しておりますので
羽田空港本館「ANA LOUNGE」へのお立ち寄りの際はぜひご覧ください。

BACK NUMBER

BACK NUMBER

CONTACT

CONTACT

「INNOVATIVE VOICE事務局」 担当:田中
全日空商事株式会社 広告メディア部ml_notice_mediarep@anatc.com