INNOVATIVE VOICE 日本を元気にする、こころざし

ANAでは羽田空港国内線「ANA LOUNGE」にて
「日本を元気にする、こころざし」をテーマに情報発信スペース
「INNOVATIVE VOICE supported by ANA」を展開しています。
ここでは毎月1社ずつ企業を取り上げ、
商品やサービスの裏側にこめられた、こころざし、こだわり、苦難を
INNOVATIVEなストーリーとして、冊子で紹介しています。

Vol.79

株式会社伊藤園
ITO EN, LTD.

日本に、新たなお茶文化を。

 

Vol.79

株式会社伊藤園
ITO EN, LTD.

1966年にフロンティア製茶というひとつのお茶屋が設立された。これが、後に日本における新たなお茶文化をつくりあげる、ある会社のはじまりである。同社は、1980年には世界初の『缶入りウーロン茶』を発売。そして今日に至るまで様々な商品で日本における茶系飲料の普及に大きく貢献してきたその会社こそ、株式会社伊藤園だ。そんな同社には、緑茶の歴史を「世界初」「業界初」で塗り替え続けるブランドがある。いわずと知れた代表作『お〜いお茶』だ。1985年発売の、世界初・緑茶飲料『缶入り煎茶』からその歴史をスタートさせたお〜いお茶。当時は、缶コーヒーの登場により「飲料の多様化・簡便化・洋風化」が急速に進んでいた時代。急須でいれることでしか飲むことのできなかった緑茶は人気が低迷していた。お茶屋としてスタートしている同社は、「このままでは日本のお茶文化が衰退する」という危機感を抱き、手軽に飲める緑茶の研究・開発を開始。およそ10年の歳月をかけてお〜いお茶の前身「缶入り煎茶」は発売された。  

しかし、想いとは裏腹に苦戦は続いた。当時はお金を出してお茶を買うという文化がなかった時代。発売から4年が過ぎても、一向に取扱店数が伸びない。何より、大きな問題だったのが「煎茶」(せんちゃ)という名称を読めない人が多かったこと。商品名を変えざるを得ないという議論が巻き起こっていた時、当時の社員たちは伊藤園の茶葉商品で昭和40年代から使用していたあるフレーズに目をつける。それは、当時茶葉商品のCMに出演していた俳優が呼びかける「お〜いお茶」という一言だったのだ。

1966年にフロンティア製茶というひとつのお茶屋が設立された。これが、後に日本における新たなお茶文化をつくりあげる、ある会社のはじまりである。同社は、1980年には世界初の『缶入りウーロン茶』を発売。そして今日に至るまで様々な商品で日本における茶系飲料の普及に大きく貢献してきたその会社こそ、株式会社伊藤園だ。そんな同社には、緑茶の歴史を「世界初」「業界初」で塗り替え続けるブランドがある。いわずと知れた代表作『お〜いお茶』だ。1985年発売の、世界初・緑茶飲料『缶入り煎茶』からその歴史をスタートさせたお〜いお茶。当時は、缶コーヒーの登場により「飲料の多様化・簡便化・洋風化」が急速に進んでいた時代。急須でいれることでしか飲むことのできなかった緑茶は人気が低迷していた。お茶屋としてスタートしている同社は、「このままでは日本のお茶文化が衰退する」という危機感を抱き、手軽に飲める緑茶の研究・開発を開始。およそ10年の歳月をかけてお〜いお茶の前身「缶入り煎茶」は発売された。

海女が採った海産物料理

しかし、想いとは裏腹に苦戦は続いた。当時はお金を出してお茶を買うという文化がなかった時代。発売から4年が過ぎても、一向に取扱店数が伸びない。何より、大きな問題だったのが「煎茶」(せんちゃ)という名称を読めない人が多かったこと。商品名を変えざるを得ないという議論が巻き起こっていた時、当時の社員たちは伊藤園の茶葉商品で昭和40年代から使用していたあるフレーズに目をつける。それは、当時茶葉商品のCMに出演していた俳優が呼びかける「お〜いお茶」という一言だったのだ。

素潜りする海女

  • 十六茶ペットボトル
  • 開発担当者

こうして、1989年にネーミングを変え「お〜いお茶」の名で販売を開始すると、その商品名の斬新さと親しみやすさから人気に火が付いた。1990年には世界初のペットボトル入り緑茶飲料を発売し、緑茶飲料市場を独占。また、消費者の嗜好性、健康性にも着目。日本茶の種類やいれ方の異なる『濃い味』『抹茶入り玄米茶』『ほうじ茶』『氷水出し』など様々なラインアップを展開。あらゆるシーンにおける緑茶需要を満たしていった。これは、日本人が日本茶をいつでもどこでもおいしく飲めるようにするため。そして、お茶の文化をもっと広めていこうという同社の挑戦の歴史でもある。今回は、そんなお〜いお茶を紹介。同社の追求してきたおいしさとは一体何であるのか。そのこだわりや想いに迫っていきたい。

※続きはANA LOUNGE内に設置された冊子「INNOVATIVE VOICE」にてご覧ください。(設置空港:新千歳空港、羽田空港、伊丹空港、福岡空港)

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羽田空港本館「ANA LOUNGE」では、毎月、キラリと光る個性を持つ
日本企業の商品・サービスをご紹介しております。
実際に体験頂ける商品やサービスなどを設置しておりますので
羽田空港本館「ANA LOUNGE」へのお立ち寄りの際はぜひご覧ください。

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「INNOVATIVE VOICE事務局」 担当:田中
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