ANAでは羽田空港国内線「ANA LOUNGE」にて
「日本を元気にする、こころざし」をテーマに情報発信スペース
「INNOVATIVE VOICE supported by ANA」を展開しています。
ここでは毎月1社ずつ企業を取り上げ、
商品やサービスの裏側にこめられた、こころざし、こだわり、苦難を
INNOVATIVEなストーリーとして、冊子で紹介しています。

Vol.86

ニチバン株式会社
Nichiban Co., Ltd.

粘着テープひとすじ百年

 

Vol.86

ニチバン株式会社
Nichiban Co., Ltd.

百年企業。多くの人間よりも長寿となる法人は、それだけでも尊敬に値する。その確率は実に0.01%というデータもあるといわれている。そして、2018年で100周年を迎えた企業のひとつにニチバン株式会社がある。『ニチバンにかかわるすべての人々を幸せにする』という理念を胸に、粘着テープのパイオニアとしてセロテープ®や絆創膏などの商品を開発し、貼る技術とともにその価値を広めてきた同社。現在、我々の身の回りには当たり前にニチバンのテープがある。しかし、100年経った今日までの道のりは、当然平坦ではなかった。

1918年にニチバンは歌橋製薬所として創業。最初に手がけた製品は軟膏や硬膏(身体に貼ると、体温で粘着性を生じる膏薬)であった。その後、膏体(粘着剤)と天然ゴムが組み合わされ、そのまま貼って使う『絆創膏』の原型が誕生した。そして、戦時中の1944年に、約20社あった絆創膏製造会社を1社に統合。社名を日絆工業株式会社と改め、日本で唯一の絆創膏製造会社となった。

百年企業。多くの人間よりも長寿となる法人は、それだけでも尊敬に値する。その確率は実に0.01%というデータもあるといわれている。そして、2018年で100周年を迎えた企業のひとつにニチバン株式会社がある。『ニチバンにかかわるすべての人々を幸せにする』という理念を胸に、粘着テープのパイオニアとしてセロテープ®や絆創膏などの商品を開発し、貼る技術とともにその価値を広めてきた同社。現在、我々の身の回りには当たり前にニチバンのテープがある。しかし、100年経った今日までの道のりは、当然平坦ではなかった。

創業時

1918年にニチバンは歌橋製薬所として創業。最初に手がけた製品は軟膏や硬膏(身体に貼ると、体温で粘着性を生じる膏薬)であった。その後、膏体(粘着剤)と天然ゴムが組み合わされ、そのまま貼って使う『絆創膏』の原型が誕生した。そして、戦時中の1944年に、約20社あった絆創膏製造会社を1社に統合。社名を日絆工業株式会社と改め、日本で唯一の絆創膏製造会社となった。

次世代ビジョンプロジェクト

  • 創業時
  • 次世代ビジョンプロジェクト

終戦後、自国からの粘着テープの供給が追いつかないGHQから、当時絆創膏で高い技術を持っていたニチバンに生産の依頼がきた。千載一遇のチャンスに会社一丸となって開発に取り組み、わずか1ヶ月で試作品を納品。アメリカでは10年かかったものが、この短期間で、一定の品質に仕上げたことで、「このまま生産を続けてくれ」とGHQ将校の大きな手が、開発責任者に差し出されたという。そして、品質の改良を重ね、量産できる設備が揃ったことで、一般家庭向けの販売も可能に。それが、セロテープの誕生である。しかし当時は、テープを使う習慣がなかったため、毎日のように使い方を説明して回ることからはじめた。なかなか受け入れてもらえず、このまま続けるべきかと悩むこともあったが、生活に必要な製品になると信じ、諦めることなく挑戦を続けた。その結果、セロテープは誰もが知るロングセラー商品となったのだ。その後オイルショックなど社会の変化に直面し、倒産の危機にあうが、そんな時こそ全社で『和親協力・進取向上』という創業の精神を胸に、乗り越え続けて今日がある。

当然これらは歴史のほんの一部。ニチバンの百年は挑戦と挫折の繰り返しだ。それでも、一歩ずつ進んできたのだ。そんなニチバンの現在とこれからについて紹介していきたい。

※続きはANA LOUNGE内に設置された冊子「INNOVATIVE VOICE」にてご覧ください。(設置空港:新千歳空港、羽田空港、伊丹空港、福岡空港)

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羽田空港本館「ANA LOUNGE」では、毎月、キラリと光る個性を持つ
日本企業の商品・サービスをご紹介しております。
実際に体験頂ける商品やサービスなどを設置しておりますので
羽田空港本館「ANA LOUNGE」へのお立ち寄りの際はぜひご覧ください。

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