ANA SKY SHOP 2018-9/10
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『コーヒーが冷めないうちに』時田数(有村架純)が、店主である叔父の流(深水元基)と切り盛りする喫茶店「フニクリフニクラ」。店内の“ある席”に座ると、望んだとおりの時間に戻ることができるという。過去に戻るにはいくつかの面倒くさいルールがあり、現実が変わることは絶対にないと知ってもなお、会いたかった人との再会を望む客たち。そこで彼らを待っていたものとは…。そして数に隠された真実とは…。9月21日(金)より全国東宝系にて公開。『コーヒーが冷めないうちに』原作本(川口俊和/サンマーク出版)とマスコミ用パンフレット(非売品)をセットで10名様にプレゼント!応募期間2018年9月1日(土)10:00〜2018年11月10日(土)17:59(日本時間)009ProfileInformationPresent!衣装協力:ワンピース/ホフマンコペンハーゲン(ハルミショールーム)、イヤリング/キュべ部屋着メーカーならではの肌触りが気持ちいいネックピロー、そして眼鏡は機内で映画を見るときの必需品。「モニターまで意外と距離があったりするので、役者さんの表情がよりよく見えるよう、そのときだけ眼鏡をかけています(笑)」(有村さん)。©2018「コーヒーが冷めないうちに」製作委員会ありむら・かすみ1993年2月13日生まれ。兵庫県出身。2010年『ハガネの女』でドラマ初出演。2017年、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』でヒロインを務め、国民的女優の地位を確立。10月より主演ドラマ『中学聖日記』(火曜22時〜TBS系)がスタートするほか、公開待機作に『かぞくいろ-RAILWAYSわたしたちの出発-』(11月30日公開予定)、『フォルトゥナの瞳』(2019年公開予定)がある。対象となるお客様ANASKYSHOP9-10月号(国際線版)の機内販売商品をご購入いただいたANAマイレージクラブ日本地区会員のお客様。※ANAマイレージクラブ未入会の方は、入会後ご応募いただけます。応募方法ANASKYWEBキャンペーンページ(www.ana.co.jp/1809mytrip)からご応募ください。ご応募の際、レシート番号(InvoiceNo.)が必要となります。過去は変わらないけど、未来は自分次第で変えられますよね機内ではからだが負担を感じないようエンターテインメントを満喫します店内の“ある席”に座ると、望んだとおりの時間に戻ることができる喫茶店を舞台に、切なくも心温まる4つの物語が展開していく映画『コーヒーが冷めないうちに』。“4回泣ける”と口コミで人気に火がつき、2017年の本屋大賞にもノミネートされた川口俊和さんのベストセラー小説が原作のこの作品で、有村さんは物静かな中に強さと葛藤を秘めた主人公・数を演じている。「映画の中では、4つのエピソードがひとつの物語として描かれています。それぞれのエピソードに登場する人たちは、みんな大切に想う人がいて『あのときあんなことを言わなければ』とか『もし、あのときに戻ることができたら』という“後悔”を抱いています。そういう気持ちって、日常生活を送るうえで、誰もが絶対に経験しているはずなので、どなたが観てもきっと共感できる作品ではないかなと思いました」。4つのエピソードの中で、特に有村さんがぐっときたのは、若年性アルツハイマーに冒された妻(薬師丸ひろ子)を優しく見守りながら、記憶が消えてしまう前の彼女に会うために過去に戻る夫(松重豊)のストーリーだったそう。「血のつながった兄弟姉妹と違って、夫婦は他人同士。関係を終わりにしようと思えばできるのに、それでも一緒にいたいと思ってくれるダンナさんの覚悟とか、愛の深さが、すごく素敵だなと思いました。薬師丸さんと松重さんのお芝居も、本当に素晴らしくて。リハーサルを拝見しているだけで、自然と涙がこぼれました。本番ではこらえたけど、周囲からスタッフの鼻をすする音も聞こえてましたね」。タイムスリップを扱った映画は多々あるが、ほとんどは、過去を変えることで現実も変えることが可能だった。けれど、この作品では、面倒なルールのひとつとして「過去に戻ってどんなことをしても、現実は変わらない」と決められている。「後悔を抱えている人たちにとって、現実をちゃんと受け止めるのは辛いこと。だけど、そうしないと前には進めない。未来を明るくするのは自分自身なんだよっていうメッセージは、説得力があるなと思いましたね。映画の中だけでなく、リアルな世界でも、未来は自分次第でどんどん変えていくことができる。映画を見終えた後、そんな気持ちになっていただけたら、とても嬉しいです」。昨年末、デビュー8年目にして初の長期休暇を取得。1週間をかけて、思い出の地であるフィンランドとノルウェーを旅してきたという有村さん。「4年前の年末年始に、『オーロラに逢いたい!北欧ひとり旅』というドキュメンタリー番組のお仕事で初めてノルウェーに行ったんです。20歳という節目に、憧れの北欧でオーロラを観て、こんなに素敵な年越しができるなんて、すごい経験をしているなと思って。当時、まだ自分の中にいろいろな悩みがあって、しんどかった年でもあったので、余計にこみ上げてくるものがありました」。ムンクの名画と対面した首都オスロ。世界遺産の「フィヨルド」を満喫したフロムからベルゲンまでのクルーズ。夢にまで見たオーロラと出逢い、カウントダウンを迎えたトロムソ。今回の旅では、当時とまったく同じ行程で、同じ場所に行こうと最初から決めていたそうだ。「懐かしさや感慨深さも感じながら、あのときは気づかなかったけど、こういうところもあったんだとか、プライベートならではの、いろんな発見がある旅でした。時期的にオーロラは見られなかったけど、船の上から見た『フィヨルド』は、4年前と変わらず、本当にキレイでしたね」。往復の機内では、基本的に映画や音楽といったエンターテインメントを満喫しているという。「十何時間も乗らなきゃいけないときはからだにも負担がかかると思うので、なるべくそれを感じさせないよう、映画を観たり、本を読んだり、音楽を聴いたり、エンターテインメントで満たしています。北欧に行ったときは映画を3本も観ちゃいました。『ANASKYSHOP』も読みますよ。飛行機の中でこういうのも売ってるんだ!ってビックリすることも。飛行機で買えるアクセサリーとか、レア感がありますよね」。最後に、世界を股にかけて働く人たちへ、有村さんがこんなメッセージを寄せてくれた。「飛行機に乗るといつも、世界中を飛び回って働いている人たちはすごいなって思うんです。同じところにずっといるより大変なことも多いでしょうけど、いろいろな場所に足を運ぶことで、人との出逢いとか、自分の中での新しい発見とか、必ずつながりますよね。それも旅の醍醐味だと思うので、その環境を楽しんで、謳歌してほしいです。ポジティブで悪いことは絶対ないし、そういう気持ちが素敵な未来につながっていくんだと思います」。MyGoods
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