2023/05/29更新
ボーイング767を始め、なぜ飛行機のコックピットでは窓を開けることができる構造になっているのでしょうか?
①換気のため
②緊急脱出経路として使用するため
③窓ガラスを清掃するため
④煙が充満した場合に煙を排出するため
正解は「②緊急脱出経路として使用するため」なのですが、①や③としての使い方をすることもあります。
上空では与圧された状態にあるので窓は開けられません。従って④は不正解です。
コクピットのドアを開けることができなくなった場合、パイロットは窓を開けて脱出します。地上からは非常に高い位置にあり飛び降りることはできないので、窓の上には脱出用ロープもあります。
ちなみに、ボーイング787の窓は開けられないのですが、コクピットの上部が開けられる構造になっており、緊急の場合はそこから脱出します。