Event2021/11/1更新
2011年11月1日。
10年前のこの日、ANAは「ボーイング787型機」を世界で初めて定期便で運航しました。
多くの新技術・新素材が導入され、従来以上の長距離飛行や運航コストの大幅な削減を実現した次世代航空機「ボーイング787型機」。2004年、ANAグループはこの飛行機を世界で初めて発注し、開発を牽引。ビジネスパートナーの皆様と日本の技術を結集しました。
コロナ禍という未曽有の状況の中で迎えた就航10周年ですが、お客様にご搭乗の感謝をお伝えしたい、元気をお届けしたいと、10月31日に「就航10周年記念フライト」を羽田=岡山/広島便で実施しました。
記念フライト第一便となるANA653便(羽田発岡山行き)のゲートには、10年前の初フライトにご搭乗いただいたお客様もいらっしゃり、特設のフォトスポットでは、ANAのスタッフと記念写真を撮るお客様の列ができました。
ご搭乗案内の際には、ANAスタッフの手書きメッセージとともに記念品をプレゼント。
この便は10年前の初便と同じ機材「JA801A」で運航しました。
岡山発の記念フライトANA654便では、空港ハンドリングを担う両備スカイサービスの皆さん、また、広島発の記念フライトANA680便では、中国ターミナルサービスの皆さんの協力のもと、オリジナルの記念品を作成してお配りしました。
羽田=岡山便の機長は塚本 真巳さんが担当。ANAがボーイング787型機の世界初導入を決めた2004年当時から開発に関わった塚本さんは、「787が就航してからはあっという間の10年だった。今もこうして運航できるのは皆様のご利用、ご支援のおかげです。燃費効率が良い、騒音が少ない、経済性に優れたこの素晴らしい飛行機とともに、新しい時代も歩んでいきたい。」と話しました。
そして、羽田=広島便の機長は早川 秀昭さんが担当。初号機のシアトルからの空輸を担当し、10年前の初便では機長として乗務しました。
早川さんは、「世界初就航に関われたことは本当に幸せなことだった。787は安全性・快適性が抜群の飛行機。コロナが落ち着いて皆さんが旅行を楽しめるようになった際には、ぜひこの飛行機で楽しんでいただけたらと思っています。」と話しました。
創業時から大空への挑戦を続けできたANAグループは、「ボーイング787型機」 とともに、安全・安心なフライトで「世界をつなぐ心の翼」として前進し続けます。