移動等円滑化取組計画書
2020年6月29日
住所 東京都港区東新橋1-5-2
事業者名 全日本空輸株式会社
代表者名 代表取締役社長 平子 裕志
高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律第9条の4の規定に基づき、次のとおり提出します。
1.現状の課題及び中期的な対応方針
- 旅客施設及び車両等の整備に関する事項
現在事業の用に供している航空機は全て公共交通移動等円滑化基準に適合している。今後導入する機材についても全て公共交通移動等円滑化基準に適合したものとする。 - 旅客支援に関する事項
- パッセンジャーボーディングブリッジ(PBB)は空港ビル管理会社が所有しているが、旅客が円滑に航空機内へ搭乗できるように段差の少ないPBBを導入するようにPBB所有者へ申し入れをしていく。
- 空港や機内等で必要なお手伝い内容を社内システムに保存し、電話やウェブでの予約時に登録済みのお手伝い情報等が反映するサービスを開始する。(2020年度)
- 情報提供に関する事項
- 高齢者・障がい者の利便性を高めるため、継続してウェブサイトのアクセシビリティ対応を実施していく。
- 羽田空港の保安検査場(国内)において聴覚障がい者と外国籍旅客を対象としたコミュニケーションボードを設置する。(2020年度)
- 教育訓練等に関する事項
空港係員や客室乗務員等のフロントライン社員や間接スタッフ向けに、国土交通省が定める交通事業者向け接遇研修プログラムに準拠したバリアフリーに関する研修やセミナーを定期的に実施。
2.移動等円滑化に関する措置
対象となる旅客施設及び車両等 | 計画内容 (計画対象期間及び事業の主な内容) |
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航空機 | 現在事業の用に供している航空機はすべて公共交通移動等円滑化基準に適合している。(今後導入する機材は、全て公共交通移動等円滑化基準に適合) |
対策 | 計画内容 (計画対象期間及び事業の主な内容) |
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パッセンジャーボーディングブリッジ(空港) | パッセンジャーボーディングブリッジ(PBB)は基本的に空港ビル管理会社が所有しているが、当社としては、すべての旅客が円滑に航空機内へ搭乗できるように段差の少ないPBBを導入するようにPBB所有者へ申し入れをしていく。 |
お手伝い情報お預かりサービスの運用 | 空港や機内等で必要なお手伝い内容を社内システムに保存し、電話やウェブでの予約時に登録済みのお手伝い情報等が反映するサービスを開始。(2020年度) |
対策 | 計画内容 (計画対象期間及び事業の主な内容) |
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ウェブアクセシビリティ対応の実施 | 継続して当社ウェブサイトの主要ページに対して国際規格(Web Content Accessibility Guidelines2.0)に準拠したアクセシビリティ対応を実施。 |
多様な旅客への案内情報提供の充実 | 羽田空港の保安検査場(国内)において聴覚障がい者と外国籍旅客を対象としたコミュニケーションボードを設置。(2020年度) |
お手伝い情報お預かりサービスのリーフレットの配布 | お手伝い情報お預かりサービスを旅客に周知するリーフレットを全空港で配布。(2020年度) |
対策 | 計画内容 (計画対象期間及び事業の主な内容) |
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e-learningの実施 | 全社員向けに、障がいの特性を知り適切な行動が取れることを目的としたバリアフリーに関するe-learningを実施。(2020年度) |
バリアフリーに関する実技型研修の実施 |
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バリアフリーに関するセミナーの実施 |
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3.移動等円滑化の促進のため2と併せて講ずべき措置
社内のバリアフリー推進部署が障がい当事者の意見を集約し、関連部署と連携を図りながらバリアフリー化を推進する。