災害・復興支援

災害支援活動

2020年度上期は「令和2年7月豪雨」に見舞われました。ANAグループでは役職員による社内募金を行い、日本赤十字社を通じて被災地支援に役立てていただきました。そのほか、発災後いち早く、救援や支援のために被災地に入られる方々(日本赤十字社、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム)に対し、ANA便が運航する全国各地と被災地を結ぶ座席の無償提供も行いました。

ANAこころの森プロジェクト

ANAグループでは、2012年7月より東日本大震災の復興支援と環境保全を目的とした「ANAこころの森プロジェクト」を宮城県南三陸町で実施しています。このプロジェクトでは、全国のANAグループ社員が南三陸町の「ANAこころの森」で、間伐作業や林道整備などのボランティア活動を行っています。
この活動では、震災被害を忘れないため、南三陸研修センターの「語りべ」により当時の津波の状況などを参加者へ語り継いでいます。一方、この被害により南三陸町では森林などの整備を担う世代が減少しました。そのような状況のお手伝いをさせていただき、森を適切に間伐・整備をすることで、光が差し込み豊かな土壌が作られ木々が丈夫に育つだけでなく、森の生き物や生態系を守ることにつながります。また、その間伐材を地元の工場で商品化・販売することで、森林整備や商品製作を担う方々の雇用創出も目指しています。2020年10月、南三陸森林管理協議会より、FSC認証(Forest Stewardship Council®: 森林管理協議会)を受けた町内の木材で制作した、航空機模型を贈呈いただきました。2023年はコロナ禍を経て、4年振りにボランティアを募り、現在も地域の方々と交流を深めながら活動に取り組んでいます。

「ANAこころの森」間伐作業
間伐作業後の森林
ページトップへ