第16‐092号
2016年12月16日
日本で初めてのA320neoを受領
~初号機は12月17日に日本到着~
~1月中旬より国際線定期便で運航開始~
ANAは、12月15日にドイツ・ハンブルクにてエアバス社よりA320neo(new engine option)を日本の航空会社として初めて受領しました。受領した初号機は12月17日に日本へ到着し、1月中旬より、中国線など近距離国際線の定期便で運航を開始する予定です(※1)。
A320neoは、従来機であるA320ceoに比べて燃費効率が15%改善されているほか約7%長い航続性能を保有し(※2)、小型機としては広い機内空間や十分な貨物搭載能力を有する機材です。現在、世界で14社が運航しており、今回ANAが日本で初めて導入いたします。
ANAホールディングスは2014年3月、国際線の成長原資として7機のA320neoの発注を決定しました。この7機は2018年度にかけて受領していく予定です。エアバス機材としてはこのほか、4機のA321ceo、26機のA321neo、および3機のA380を発注しています。このうちA321ceoは2016年11月に国内線で運航を開始しました。
ANAが受領するA320neoは、ビジネスクラス8席、エコノミークラス138席の国際線仕様機です。ビジネスクラスには電動リクライニングシートを採用し、エコノミークラスを含む全席でタッチパネル式パーソナルモニターを完備、機内インターネットサービス「ANA Wi−Fiサービス」も装備するなど、小型機でありながら中・大型機並みの機内設備でお客様をお迎えします。またA320neoから新しいエンターテイメントシステムを採用し、モニターのデザイン性や操作性が格段に向上し、機内空間がより快適になります。
ANAはこれら新機材の導入により、安全で信頼性の高い運航を実現し、さらに機内での快適性に磨きをかけてお客様にANAの空の旅をお楽しみいただくべく、これからも努力してまいります。
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(※1)定期便として1月中旬から国際線に投入予定ですが、受領後1月中旬までの間、不定期に国内線へ投入の可能性があります。
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(※2)燃費効率、および航続距離はエアバス公表値による。
以上
別添: