第17‐111号
2018年3月2日

「2018 J-Winダイバーシティ・アワード」企業賞を初受賞

~多様性を重視するSDGsの実現に向けた取り組み~


 ANAは、3月2日、特定非営利活動法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワ-ク(略称:「NPO法人 J-Win」)が主催する「2018 J-Winダイバーシティ・アワード」において、企業賞『ベーシックアチーブメント大賞』を受賞しました。

 ANAは、組織や集団が持つ多様性を大切にし、人それぞれの違いを活かし、新しい価値を生み出すことができる仕組みの構築を目指しています。2015年4月には「ANAグループ ダイバーシティ&インクルージョン宣言」を策定するなど、多様性を重視するSDGs実現に向けた取り組みを積極的に展開しています。
 今回の受賞においては、グループ行動指針「ANA’s Way」のもと、「ANAグループダイバーシティ&インクルージョン宣言」を発信し、経営トップの強い覚悟とリーダーシップで、グループ全体を巻き込んだ推進体制を整え、全役職員がダイバーシティの価値を受け入れる組織風土を醸成している点や、多様な職種にICTを活用し、働き方や組織風土の変革に積極的に取り組んでいる点が評価され、受賞に至りました。

<特に評価された施策・取組>

  • ●経営トップのコミットメントと強力な推進体制
    • − ANAグループ ダイバーシティ&インクルージョン宣言
    • − 経営層全員が率先してD&I推進の価値理解と展開(役員会でのワークショップや議論)
    • − グループ全体での推進における課題の把握と解決策実施、各社の女性活躍推進担当者(35名)との強力な推進体制
  • ●男性の意識改革
    • − ダイバーシティ&インクルージョンフォーラムの開催(毎年)
      ・役員、ミドルマネジメント、男性管理職中心(ANAグループから約200名)
    • − 経営トップから各職位での意識変革(イクボス宣言やセミナーなど)
  • ●働き方の変革
    • − フロントライン(客室乗務員、パイロット、整備士、空港係員)
      ・ICT活用によるモバイルワークでイノベーションを創出
    • − デスクワーク
      ・「いつでも」「どこでも」「どの端末でも」、場所に捉われない働き方を実現するプロセス変革とマネジメント変革でイノベーションを創出

 今後もSGDsへの貢献をはじめ、多様な価値観を互いに尊重し、相互に活かすことで、社員一人ひとりが最大限の強みを発揮する環境整備と風土づくりに取り組んで参ります。

※「J-Winダイバーシティ・アワード」は、ダイバーシティ&インクルージョン(以下「D&I」)を推進している先進企業を表彰するもので、日本企業におけるD&I推進を目的に2008年から毎年実施されており、今年で11回目を迎えます。
(参考URL : http://www.j-win0.jp/ )

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