Peach Aviation株式会社（代表取締役CEO：井上 慎一、以下「Peach」）と、バニラ・エア株式会社（代表取締役社長：五島 勝也、以下「バニラエア」）の統合に向けて、バニラエアの役員体制を以下のとおり内定しましたので、お知らせします。
　本変更は2018年11月2日開催予定のバニラエアの臨時株主総会および取締役会にて正式決定予定です。

　両社は、2019年度中に完了を予定している統合に向けたプロセスを現在進めています。今般の役員体制変更の後、2018年度中を目途にANAホールディングス株式会社（以下「ANAHD」）が保有する100％子会社のバニラエアの全株式をPeachに売却する予定です。さらに、機材移管に関する改修なども進めていきます。

　統合後のPeachは、これまでに築いてきた両社の路線ネットワークやブランドの強みを融合することで競争力を高めていき、国内における需要の開拓や旺盛な訪日需要の獲得を推し進めていきます。
　そして2020年以降、Peachは国内線・国際線合わせて50路線以上の規模で日本とアジアをつなぐ路線ネットワークのさらなる拡充を図り、中距離LCC領域にも積極的に進出していくことで、アジアを代表するリーディングLCCを目指していきます。

　ANAHDは、これまで同様LCC事業に関して経営の独自性を尊重しながら、ANAグループ全体の事業領域の拡大により収益の最大化を図っていきます。