第19-004号
2019年4月23日

「攻めのIT経営銘柄2019」及び新設された「DXグランプリ」に選定

~革新的技術とオープンイノベーションを最大限活用した取り組みが評価されました~


 ANAホールディングス株式会社(以下、ANAHD)は、4月23日、戦略的なIT活用に取り組む企業として、経済産業省および東京証券取引所より「攻めのIT経営銘柄」に2年連続で選定されました。さらには、今年度より新設された、最も「デジタル時代を先導する企業」として「攻めのIT経営銘柄」選定企業の中から業種の枠を超えて1社のみ選定される「DXグランプリ」にも初めて選定されました。

 ANAグループでは、2018年度よりANAの経営企画にイノベーション戦略機能を新設し、既存ITの刷新とイノベーションの創出の両輪でデジタルトランスフォーメーションを強力に推進しています。また、イノベーション別枠予算や高速意思決定プロセス、産学官連携によるオープンイノベーション等、イノベーションを加速する仕組みを進化させ続けています。更に、トップマネジメントの強いリーダーシップのもと、イノベーション創出に向けた風土改革や社内外発信にも注力しています。

 こうした組織変革を通して取り組んできた以下の3つの施策が評価され、今回の選定に至りました。

  • 1.SimpleでSmartな空港の実現に向けて
     「人と技術の融合・役割分担の見直し」によるSimpleでSmartな空港の実現を進めています。新技術の可能性を最大限に活用し、ストレスフリーなサービスの提供によるお客様の顧客体験価値の向上、および業務の自動化・省力化による従業員の革新的な生産性向上に取り組んでいます。空港のあらゆるシーンにて、お客様と従業員がより簡単・便利を感じられる環境整備を目指していきます。
  • 2.お客様向けデジタルサービスプラットフォームの整備
     散在していた基幹システムのデータを統合し、顧客情報を一元管理するお客様情報基盤(Customer Experience (CE)基盤)を全社横断で構築しました。CE基盤と現在拡大を進めているデジタルサービスプラットフォームを連携させることで、全ての顧客接点におけるパーソナライズ化されたスマートで快適なサービスや、顧客体験価値を高める新たなサービスを創出していきます。
  • 3.ANA AVATAR VISION
     遠隔地に置かれたロボットに意識、技能、存在感を瞬間移動させ、自分の分身のように「見て(視覚)」「聞いて(聴覚)」「触る(触覚)」ことで、リアルタイムなコミュニケーションおよび作業を実現するANA AVATARプロジェクトを推進しています。ANA AVATARにより、航空移動のみでなく、更に発想を広げた様々なかたちで世界のモノやヒトや宇宙をつなぎ、新規ビジネスの創出とSDGsの両立を実現していきます。

 ANAHDは今後も引き続き、革新的技術とオープンイノベーションを最大限活用したデジタルトランスフォーメーションにより、エアラインならではの発想と行動力で「Society5.0」の実現に取り組んでまいります。

以上

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