

第19-021号
2019年6月14日
LanzaTech社とバイオジェット燃料の購入について合意
~将来、「排ガス」を原料としたバイオジェット燃料の安定的な調達を目指します~
ANAはLanzaTech, Inc.(本社:米国シカゴ、代表:Dr.Jennifer Holmgren、以下「LanzaTech」)と、同社技術により2021年以降に米国にて製造・供給を予定する、エタノールを原料としたバイオジェット燃料※の購入について合意しました。
LanzaTechは製鉄所や製油所などの排ガスからエタノールを製造する世界で唯一のガス発酵技術を開発し、同技術を活用して既に商業プラントの稼働も行っており、エタノールの安定的な供給が可能となっています。加えて、革新的な触媒を利用しエタノールからバイオジェット燃料を生成する技術も確立しており、国際標準機関の認定を受けています。
これら技術は今後、排ガスから環境貢献価値の高いバイオジェット燃料を安定して製造し、継続的な商業利用を可能とするものであり、同社は将来性を高く評価されています。
ANAはLanzaTechに戦略的出資を行っている三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安永 竜夫、以下「三井物産」)と、LanzaTechの保有する革新的な技術を活用したバイオジェット燃料の製造事業を共同開発することについて、2018年に覚書を締結し、協業を推進しています。
今年秋には、LanzaTechがテストプラントにて製造した排ガスを原料とするバイオジェット燃料を使用し、日本への新造機のデリバリーフライトを三井物産と共同で実施する予定です。
ANAはこれまで、2012年のボーイング787型機の日本へのデリバリーフライトならびに、2019年にはサンフランシスコ発の営業便においてバイオジェット燃料を活用してまいりました。
引き続き、日本においても環境貢献価値の高いバイオジェット燃料を継続的に安定して製造・供給できる体制の確立に向け、各社と連携や協力を行ってまいります。
これからも、国内外でのバイオジェット燃料の定常的な利用を目指した取り組みを進め、環境リーディングエアラインとして、CO2削減をはじめとした環境問題の解決に積極的に取り組むことで、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献してまいります。
- ※バイオジェット燃料 : 植物油、糖、動物性脂肪、廃棄バイオマスなどの持続可能な供給源から製造されるジェット燃料のこと。昨今、さまざまな原料をもとに製造されていることから、「Sustainable Aviation Fuel」と呼ばれている。国際標準機関にて定められた製造方法、品質成分であることの認証を受けると、従来のジェット燃料(化石燃料)と混合して、既存のジェットエンジンで従来のジェット燃料と区別することなく同様に使用可能。従来のジェット燃料と比べて、原材料の生産・収集から燃焼までのライフサイクルにおけるCO2の排出量が少なく、航空業界では地球温暖化対策に大きな貢献が期待されており、実用化・事業化に向けて研究・開発が進められている。
以上

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