

第19-065号
2019年10月9日

自動追従電動車いすのお客様の試乗と実用を想定した実証実験を実施
- ・10月9日から11月28日まで成田空港で、お客様に自動追従電動車いすを体験いただきます
- ・最新のパーソナルモビリティで、国際線の乗り継ぎがより便利に、より快適になります
- ・2020年以降の本格運用開始を目指します
ANAは、自動で前の車いすを追従する自動追従電動車いすのお客様の試乗と国際線乗り継ぎのお客様を対象にした試験導入(実証実験)を、10月9日から11月28日まで成田空港で実施いたします。自動追従電動車いすの2020年以降の本格運用開始を目指します。
自動追従電動車いすは、前を行く車いすにコンピュータ制御で自動追従する電動車いすです。複数のセンサーで車いすの隊列の間を横切る人や障害物を検知することで、車いすに乗る方と周囲の方、そして施設内利用における安全性を確保しています。
また、コンピュータ制御によって自然な加速や減速が行われ、快適な乗り心地が提供されます。エレベーターを使用する際や保安検査場などでの自動追従の解除や再開も簡単に行え、乗り継ぎ時間が短いお客様の移動にもスムーズにご案内ができる操作性を有しています。
今回の実証実験では、成田空港をご利用になるお客様および、実際に乗り継ぎをされるお客様にご乗車頂き、電動車いすの乗り心地や便利さを体験いただく中でさまざまなお声を集めるとともに、係員の操作性などを検証いたします。
近年、移動に不安のある高齢のお客様を中心に空港での乗り継ぎでの車いすの利用が増えています。成田空港では、1日あたりおよそ300台の車いすが乗り継ぎに使用されています。
ANAは、パーソナルモビリティの活用による乗り継ぎのお客様の負担軽減やサービスの向上を目指します。
以上
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