Interview
空港が何を求めているか。
Noと言う前に"できる方法"を考え、
多くの人がワクワクする空間を作りたい。
#グローバルスタッフ職
小島 由希子
ANA オペレーションサポートセンター空港サポート室
空港マネジメント部(インタビュー当時)
2019年入社 教育学部数学科卒
Interview 1
ありのままに、自然体で居られることが、
仕事への"ワクワク"に繋がる。
私は子供の頃からずっと飛行機や空が好きで、就職活動においても、ほぼ航空業界を見ていました。バスケットボールを大学までやってきていたことから、ANAの説明会に参加したときに『ANAの仕事はチームワークや連携の取り方などの点でチームスポーツと似ているな』と感じ、経験と感覚を活かせると思い志望しました。
最終的に私がANAを選んだ決め手は"人"でした。説明会でANAの方が『自然体で接してくれている』と感じられ、私も緊張することなく自然体で居られたことが印象的でした。この印象はANAへ入社してからも変わらず、尊敬できる人・もっと一緒に働きたいと思える人が常に周囲に居て、ありのままに互いに意見を出し合ったり、笑いあったりする良い関係を築くことが出来ています。
Interview 2
エアラインの責務を大きく担う、
国家的行事における空港ハンドリングの重要性
最近の出来事では「G7広島サミット2023」で、現地ハンドリング事務局を担当したことが印象に残っています。国家的行事におけるエアラインの責務を大きく感じました。その重要な役割の中でも"各国の政府専用機を最初に迎え入れる・最後に送り出す"のはハンドリングを行う空港の係員です。航空機を迎えるグランドハンドリング部員、お客様を迎える旅客サービス部員、全体の一連の業務をサポートするオペレーションマネージャー部員、この方々がいてやっと到着も出発もできるのですから。
また広島空港ではサミットの期間中に通常の定期便もありましたので、その対応には他空港から応援の社員に来てもらい、現地の広島空港の係員にはANAハンドリングチームのリーダーとして政府専用機の対応を担当してもらいました。私の仕事は、普段とは異なる環境の中でもハンドリングメンバーが安全に問題なく、そして楽しくオペレーションができる体制をマネジメントすることでした。政府専用機の急なスケジュール変更が発生したときは『どうしたらハンドリング体制をできるか?何ができるのか?』と頭の中がフル回転になりましたが、仲間に助けられ乗り越えることができました。「G7広島サミット2023」で一緒に働いた方々は、社内外問わず一生忘れられない仲間だと感じています。
Interview 3
様々な機関・部署との綿密な関係構築が
"安全"と"大きな達成感"を生み出す。
現在所属しているオペレーションサポートセンター(以下OSC)空港サポート室での業務は、地上取扱業務に係る規定の管理やアルコール検査体制の構築、国家的行事のANAハンドリングにおける事務局などです。関係の各部門横断的にかかわることなのでOSCを越えて調整しています。また空港の事業計画が定期的に見直しされているので、様々な部署や航空局との打ち合わせなどもあります。リモートワークも導入していますが、個人的には出社している方が好きなので大体オフィスで仕事しています。
「G7広島サミット2023」では自部署がANAの現地ハンドリング事務局を担ったので、前年の12月頃から広島の関係部署と準備を始めました。ANAとして、複数の政府専用機やチャーター便のハンドリングを受託しましたので、事前に応援者を派遣していただく空港との調整などもありました。サミットの期間前後は3週間ほど広島に滞在し、事務局として現地体制の構築を行いました。ハンドリング上で大きなイレギュラーもなく成功することができ、関わった人たちはすごくやりきった晴れ晴れとした顔をしていました。『一緒に働けてよかった』と言ってもらえたことがとても嬉しかったです。
Interview 4
オペレーションの先に居るのはお客様。
Noと言う前に"できる方法"を考える。
ANAのOSCは年次を問わず"自分の意見を言える・アドバイスをもらえる"環境で、困ったときには助けてもらえる安心感があります。先輩や上司とは真面目な話はもちろん冗談も言える雰囲気です。一人ではなく「あんしん、あったか」なチームの中で大きなモノや仕事を創りあげる"ワクワク感"は、ANAならではのものです。部署に関わらず頼りになる人や明るく元気な人たちに囲まれて楽しいことも多い職場です。
「これまでの空港での業務経験や、OSCとして空港全体をマネジメントする業務経験において、ともに働く先輩方から『"できない"と言う前に"できる方法がないか"を考えることが大切』であることを学びました。」いま携わっているOSCの業務は、空港全体に関わる業務が多く範囲が広いため目的を見失わないよう気をつけなくてはいけないのですが、その中でも空港と密に連携を取りつつ、空港が抱えている悩みの本質を掴むことを意識しています。自身の先にはスタッフだけではなく、お客様が居ることを常に頭に入れ、業務に従事していきたいです。
Interview 5
多くの人に支えられて、
"責任"が"自分の力"へ変化する。
ANAはチーム意識が強く、スポーツにおけるコーチのように指導・アドバイスをくださる先輩や上司、そして応援してくれる温かい仲間がたくさん居ます。もちろん仕事には常に緊張感が伴い、時にはG7サミットなどの国家的行事のように重い責任が掛かる仕事がありますが、多くの人に支えられてもともと好きだった空に関わる仕事をしています。好きなものに関わっていくことで、自分の力に変えることができます。
私は、就職活動もその後の社会人生活も"人"が軸であると感じています。憧れの仕事を目指すときには、ぜひ情熱にあふれた"ANAの人たち"と話をして、皆様の想いを伝えていただければと思っています。
career
- 2019年4月
- ANA関西空港株式会社(出向) オペレーションサービス部(現オペレーションマネジメント部)
- 2022年4月
- ANA オペレーションサポートセンター空港サポート室 空港マネジメント部