Interview
各領域のことをイチから学び、
様々な人との連携を積み重ね、
データを"本当のビジネス価値へ"。
#グローバルスタッフ職
伊藤 明香
ANA デジタル変革室イノベーション推進部
データデザインチーム(インタビュー当時)
2019年入社 経営商学部卒
Interview 1
グローバルに挑戦できる
フィールドを求めて
ANAの"自社のプロダクトをお客様に届けていく"というところに惹かれ、また自身の海外経験で得たカルチャーなどを仕事を通して届けていきたいという気持ちが強くなりました。
マレーシアでの学生生活では、日本のエアラインとしてのANAの認知度が世界においては"これから"であることを痛感しました。認知度の低さに悔しさを感じた理由の一つには、私は幼少期から海外へ行くことや飛行機に乗ることを経験しており、航空会社のサービスでは"ANAのおもてなし"が利用者として最も心に残るものだったからです。
また、就職活動をしていた当時、ANAが世界のマーケットを獲得していくために様々な外国企業と提携していることを知りました。既存事業を守るだけでなく世界へ向けて挑戦していくイメージがあり、その姿にも惹かれました。最終的には『日本と世界を繋ぎ、グローバルに挑戦できるフィールドで戦っていけるのはANAという会社だ』と思ったため、入社を決めました。
Interview 2
安全に対する意識を
常に軸にする
入社してすぐに配属されたのは、ANA成田エアポートサービス(以下:NRTAS)の旅客サービス部でした。そこではまず第一に「安全」という意識について、全社員が同じ方向を向いていることに驚きました。この経験は現在のDX室における仕事上でも"システムの安全やお客様視点を常に軸にする"ということに活かされています。
コロナ禍では、NRTASの仲間との距離感がぐっと縮まりました。空港内にお客様がいらっしゃらない日が続きましたが、その分社員の間でコミュニケーションを取る機会が増えました。思い出深いのは旅客サービス部のイレギュラー対応で、そこで"より強いチームワーク"を実感できました。その関わりは現在のイノベーション推進部の業務でも活きており、何かあればすぐ聞ける関係性は私の財産です。
またコロナ禍の期間には、NACCS(ナックス:動物検疫関連業務)や出入国関連業務など旅客以外のことも学ぶ機会が得られました。
Interview 3
データを基に
ビジネスデザインを企画・推進
私が現在所属するデジタル変革室のデータデザインチームは、部署横断で様々な領域を巻き込んで仕事をする部署だと思っています。ANAの多くのデータを活用して業務やお客様体験を変革したり、組織へ「データドリブンな文化醸成」の働きかけをしたり等を担当しています。ビジネスデザインをデータで企画・推進していくことが私たちデータのチームのミッションになります。
私は学生時代に計量経済学を勉強しており、データ系の部署を希望していたため、社内公募制度によりデータチームが募集された際に応募しました。各部署から集まった強い想いを持っている人がたくさんいて刺激を受けました。またデータチームのメンバーはやや理系の方が多く基礎知識の差を感じましたが、くらいついていきました。またシステム的な知識や、やりたいと思うことを資料に落とし込む表現力が身に着いたと思います。学生時代に学んだプロジェクトマネジメントで、周りを巻き込むことも実践しています。
データ領域のトレンドは日々変わっていくものですしツールも新しいものがどんどん出てきますので、自己研鑽のために日々勉強中です。人の話を聞いたり本を読んだりして普段から身近な世間の趣向などをキャッチするよう心がけています。
Interview 4
周囲から刺激を受けて
着実に成長する
DX部門やプロダクトを持っている企業は多いですが、ANAのDXには"自分たちのサービス事業を持ったうえで中から変えていくことのできる楽しさ"があります。ANAグループ全体から集積されるデータはお客様視点が強くあり、活用する際にも現場での実践や経験から理解できるところが強みだと思います。また、データチームには自分のやりたいことを持っていれば(軸があれば)自由にやらせてくれる風土があり、そういう人たちはとてもやりやすいと思いますし、上司もしっかり背中を押してくれます。
ANAには、与えられた環境の中で自分なりの目標やアイディアなどを見出すことができる人が多く、自分もそうなりたいと常に思いますし、周囲からサポートや刺激を受けて"自分が出来なかったことが出来るようになる"ことも多くあり、ストレッチされ着実に成長を感じます。私には『海外マーケティングの認知度をあげたり、知ってもらうきっかけを創りたい』という大切にしてる軸がありますが、その軸をチームとして楽しく実現していき、"縁の下の力持ち"として頑張りたいと考えています。
Interview 5
膨大なデータから
何を起こすか
「システムという複雑な環境とそれに関わるヒトや業務の間に立ち、価値に繋げる」仕事は、やってみると一筋縄では行かないことも多いのですが、その"少し高い壁"も自身のモチベーションになります。ANAが持つ膨大なデータから何を起こすか、どうやったら価値を生み出せるのか、を考えることが"ワクワク"に繋がっています。
ANAには「まずは思ったことをやってみなさい」と若手にもチャンスをくれる環境があり、やりたいことにチャレンジできます。上司も一緒にブラッシュアップしてくれますので、皆さんにも是非、ANAの「データドリブンな文化醸成」に加わっていただきたいです。
career
- 2019年4月
- ANA成田エアポートサービス出向 旅客サービス部2課
- 2021年10月
- ANA デジタル変革室イノベーション推進部データデザインチーム
- 2023年4月
- 兼務 ANAシステムズCXマネジメント部CX推進チーム