Interview
ANAならではの
運航ポリシーと安全を
創り上げる。
#グローバルスタッフ職

若松 宏輝
OSCフライトオペレーション推進部
運用技術チーム(インタビュー当時)
2013年入社 理工学研究科 開放環境科学専攻卒
Interview 1
留学先で"航空機が秘める可能性"を感じ、
『航空会社で仕事をしたい』と思った。
大学2年のころ『航空宇宙工学を学びたい』との想いが高まったのですが、在学の大学ではそれが出来なかったので、交換留学制度を活用してカリフォルニアへ9か月間留学しました。上級生の授業を選択したので付いていくのに必死で、勉強漬けの毎日でした。
特に印象的だったのが"Aircraft Performance(航空機性能)"という講義です。航空機の諸元から離着陸に必要な滑走路の長さが計算できることに魅力を感じ、運航に関わりたいと思うようになりました。航空会社の中でもANAは「挑戦」を大きく掲げており、OB訪問でそれを実感することができ、自身に合っていると考えたので入社しました。

Interview 2
スイッチ操作の一つひとつにもこだわり、
操作する"人"が納得できるマニュアルを目指す。
現在、OSCフライトオペレーション推進部 運用技術チームにて"運航技術"の仕事をしています。運航技術は、主に運航乗務員への技術的な支援を行っています。
操縦マニュアルは、航空機製造メーカーから提供されるものを元に、運航技術の担当が運航乗務員と議論をしながら作成しています。提供されたものをそのまま使用するのではなく、ANAの運航ポリシーを入れ込むために必要な変更をすることもあります。運航技術の仕事相手は、航空機ではなく運航乗務員です。コックピットのスイッチ操作手順一つひとつに対して技術的なロジックが成り立っていて、運航乗務員が納得できる手順になっているかを大切にしています。
現在の私の業務では、ANAが新たに導入する航空機(2機種)の操縦マニュアルについて、全体構成や作成方針を検討しています。また、新たな機種を導入するにあたり、従来から運航してきた既存機の操縦マニュアルについても、同時に見直しを図っています。
新たに導入する航空機の1つについては、現在、メーカー側で設計・開発段階にあることから、定期的にメーカー・導入予定のエアライン間での会議が開催されます。私はその会議で、機体仕様やメーカーが発行するマニュアルについて、ANAの意見を運航技術の観点から発信しています。ANAの他部門や世界中のエアラインと共にオペレーターの視点で意見・情報を伝え、製造メーカーと共により良い航空機をお客様へお届けすることは、この仕事の面白さ、やりがいの一つと感じています。

Interview 3
実際に使用する"仲間"の視点に立ち、
他部署やメーカーとともに航空機の仕様を検討する。
フライトオペレーション推進部の業務の1つに、新たに購入する航空機のコックピットの仕様検討があります。ANAの運航乗務員の視点にたち、ヒューマンエラーを防止するためのスイッチ配列や、運航品質を向上する観点から、ANAがベストと考えるオプションを選定します。
以前、私はANAが小型機を導入する際に仕様検討を担当したことがあります。私が担当した航空機は、従来から世界中で運航されるベストセラー機であり、ANAも同型機を所有していたことから、既存機との共通性を確保しつつ、安全性や効率性を向上させる新機能を導入したいと考えました。メーカーからいただいた提案内容に対し、ANAの運航乗務員の視点も伝え、調整することで、よりよいコックピットの発注につなげることができたと感じています。

Interview 4
自身の意見を持ち、十分に検討することで、
運航技術者として認められていく
グローバルスタッフ職の整備技術・運航技術で入社した社員は、航空機については、座学や実習を通じて学ぶ「入社時研修」があります。私の時は約1カ月間研修に取り組み、知識面はもちろんのこと、空の安全への意識など多岐にわたる学びがありました。
入社時研修が修了後、私はOSCフライトオペレーション推進部 運用技術チームに配属され、今度は”運航技術”という仕事について初めは先輩の業務を手伝う形で学びました。
運航技術部門では1年目から案件を任されます。操縦マニュアルを変更する場合は、運航便のコックピットに搭乗したり、シミュレーターを操作することで検討を深め、運航乗務員(機長)に説明します。機長は運航の最終責任者ですので、浅い知識や検討では機長との議論はできません。そのため、入社直後であったとしても自分自身の意見をしっかり伝えるということを大切にしていました。
入社2年目ごろに自分自身が担当する航空機の型式が割り当てられ、その時はB737という型式でした。初めて機種を任せられることへの喜びと責任を感じたことを覚えています。
運航乗務員から自分自身の考えを認めてもらい、操縦マニュアルを変更できたときは、やりがいと嬉しさがあります。操縦マニュアルを通じて、ANAの運航乗務職と一緒にフライトを創ることができるのも、運航技術としての仕事のやりがいの一つと感じています。

Interview 5
運航技術の「フィールドを通じて、グローバルに働く」
アメリカでの留学期間中に、日本の企業の看板や製品を目にする機会が多くありました。それまでの日本の企業の頑張りを感じることができ、自分自身も『グローバルに働きたい・グローバルに働く人を支援したい』という想いが一層強くなり、それが就活の軸になりました。
運航技術はグローバルに活躍の機会があります。就活生の皆さんにも運航技術のフィールドを通じて、ぜひ"想い"や"夢"をかなえてほしいと願っています。

career

- 2013年5月
- OSCフライトオペレーション推進部 運用技術チーム
- 2017年4月
- 安全推進センター 安全推進部 安全リスクマネジメントチーム
- 2018年4月
- FOC安全品質推進部 安全品質サポートチーム
- 2020年7月
- 整備センター 米州技術駐在
- 2023年4月
- OSCフライトオペレーション推進部 運用技術チーム