Interview

社内の関連部署やメーカーと連携して
"お客さまにとってよりよい客室空間"を実現し、
ANAブランドを創り上げる。

#グローバルスタッフ職

吉川 将弘

ANA 整備センター 技術部 客室技術チーム
(インタビュー当時)
2011年入社 工学研究科 情報知能工学専攻卒

Interview 1

ANAのGS職を知るにつれ、
『グローバルに刺激的な仕事ができそう』と感じた。

大学時代は半導体や通信ネットワークの勉強をしており、テニスのサークル活動にも力を注いでいました。大学院進学は大学入学の当初から考えていて、大学院に進んでからは半導体の研究に没頭していました。就活でANAと出会い、エアラインビジネスを通して社会を支え「人と人を繋ぐ」ことで社会の発展に貢献できるというところには、大きな魅力を感じました。

また、GS職の様々な業務内容を知るにつれて『グローバルに刺激的な仕事ができそう』と思い、興味が増していきました。さらに、OB訪問などでお会いした先輩社員の方々が情熱を持っており、かつ温かい方が多く、『このような人たちと一緒に同じ目標に向かって仕事ができたら楽しいだろうな』と思ったことがANA入社への決め手となりました。

入社後、最初の配属は羽田空港の格納庫で実施するドック整備の部署でした。その中でも特に航空機の電気系統やコンピューター、エンターテイメントシステムなどを専門に担当する"電装整備"を中心に業務を実施し、航空機の基本を学ぶとともに、客室改修やインターネット改修等、様々な大規模改修作業を経験しました。『将来は技術部門でキャリアを積みたい』と希望しており、入社5年目に想いが叶って、ドックの生産技術部門に異動となりました。生産技術部門では、工期中に発生する様々な技術課題に対処する経験を積みました。

Interview 2

担当領域に対して
"自分が最後の砦"という強い責任感を持つ。

入社8年目からは現在所属している技術部に異動となり、客室に関わる航空機システムの信頼性管理や、将来導入する予定の新しい航空機の客室仕様開発業務に携わっています。現在は複数の客室仕様開発プロジェクトをプロジェクトマネージャとして担当していますので、午前中は海外と打ち合わせして、それ以外の時間で社内調整や各種書類作成、実機での検証などをすることが多いですね。

信頼性管理業務では、ANA運航便での様々な機材データや、整備現業や生産技術部門から発信される情報、メーカー等から発信される各種技術情報を基に、ANAとしての技術方針を検討・策定していきます。航空機の安全に直結する業務であり、技術部員は自らの担当領域については当然社内で誰よりも詳しくなりますし、自身の担当領域に対しては"自分が最後の砦"という強い責任感を持って業務にあたる必要があります。大変なこともありますが、大きなやりがいにも繋がっています。

また新機材の客室仕様開発業務では、約2〜3年の期間をかけて新しい客室仕様の検討を行っています。要求仕様の検討からはじまり、メーカーの選定、仕様調整会議、受領前テストなど、客室仕様の開発には約2〜3年の時間を要するのです。私は主に機内のエンターテイメントシステム、機内のインターネットシステムを担当しており、機体メーカーのほか、様々な関連メーカーと調整会議を重ねながら細部まで仕様を決めていきます。

客室仕様開発においては、技術部がプロジェクトマネージメントの役割を担いますので、各種メーカーや社内の関係部署との調整を取りまとめながら、ANAの要望通りの仕様のシステムをスケジュール通りに開発していく業務を担当しています。ANA本社のビジネスマーケティング領域(商品企画部門等)とは深く関わっており、ANAからメーカーへの仕様要求デザインについては主に商品企画部門が担当し、仕様実現に向けたメーカーとの調整・交渉の中で技術的な面から関与し、仕様開発を主導するのが技術部の役割となっています。

Interview 3

"よりよい客室空間の実現"に貢献していきたい。

今の機内の環境は地上と比べるとまだまだ利便性では劣ると思いますが、今後数年の技術革新により機内の利便性は機内のインターネット環境を含めて大きく向上することが見込まれています。世界中のメーカーもそれぞれの想いを持って新しい製品の開発をしていますので、よりお客様に近い立場にいるエアラインの技術者として、メーカーと様々な意見を交換しながら「お客様に満足いただける、よりより客室空間の実現」に貢献していきたいと考えています。

また機内のシステムは、客室乗務員も操作しますし整備士も日々整備作業を行います。ですからお客様にご満足いただける品質・サービス面だけではなく、客室乗務員の操作性や整備士の整備性、また技術部門における信頼性管理の観点など、様々な視点からエアラインの意見をメーカーに発信することが重要になってくると考えています。整備部門だけでなく社内関連部署と幅広く協力しつつ、メーカーと様々な議論を交わしながら"よりよい客室空間"を実現していく、現在の部署の仕事はとても魅力的に感じています。

お客様のニーズをどうやって取り入れていくかということについては、ANAの商品企画の担当と二人三脚で仕事をしていますが、その他にも、サプライチェーンマネージメント部(部品のアフターケア)、調達部(費用)など、様々な部署が連携し、各メーカーの中からANAの目指すビジョンやお客様のニーズにより合致するものを選定しています。どのメーカーのものを導入するか、選定していく際は複数のメーカーの製品を分析しながら進めていくのですが、メーカーごとにそのときのトレンドや技術の進歩は全然違いますし、顧客ニーズや社会環境もめまぐるしく変化します。新規企業が業界に参入してくることもあり、自らも日々勉強していく必要があります。

今後やってみたいこと、キャリアパスのイメージとしては、技術部で担当している機体の導入をやり遂げ、商品企画の分野で"技術のことを知っている人"として活躍したいと考えています。技術部を経験した社員の中には『お客さまに快適な客室空間を提供したい』という想いから、商品企画部門に異動されていく方もいます。

Interview 4

ANAでは、どの職場でもチームで一丸となって目標に向かって取り組み、大きな達成感を感じられる。

現在の国内線の主力機材に取り入れられている機内エイターテイメントシステムの仕様開発には、キックオフから携わりました。当時、導入予定であった機内エンターテイメントシステムをB787に搭載するのは世界初の試みだったため、導入の過程では"様々な課題が発生しては対処する"という繰り返しが発生し、最後まで非常に苦労をしました。機材の納入前にアメリカでの最終的な仕様確認を行って日本に機材がデリバリーされた後は、就航初日の営業便に自ら搭乗してシステムの動作状況の確認を行いました。ほぼ満席の便で、自分が導入に携わった機材でお客様が楽しそうに機内で過ごされる姿を直に見たときは、それまでの苦労が報われた気がしました。

これまで現業部門での整備作業や航空機の改修作業等の日々の技術サポート業務、スタッフ部門ではメーカーとの折衝中心に業務を経験してきましたが、どの職場でもチームで一丸となって目標に向かって取り組み、大きな達成感を感じられる場面が様々あったと感じています。例えば整備現業や生産技術部門では、整備工期終盤での不具合修復にチーム一丸となって取り組み、無事に飛行機が予定通り就航した際には大きな充実感を感じました。また技術部では、より全体を俯瞰しつつ、社内外の多くの人と連携して技術対策の検討や仕様開発業務等の業務を担当し、多くのやりがいを感じました。

「ひとつの飛行機を飛ばす」「新しい仕様を開発する」といったそれぞれの業務において多くの人が関わり、決して一人の力ですべてを実施することはできませんが『チームで協力して目標を達成しよう』と皆が考えているところが、”ANAのよいところ”なのではと考えています。

Interview 5

ANAには『こんなことがやってみたい!』という仕事が、きっとある。

ANAに入社して12年。これまで働いてきて感じることは、ANAは"一緒に働きやすい人"が多く、また働く環境も気持ちが良いということ。また、仕事内容も非常に幅が広く多岐にわたっているので、『こんなことがやってみたい!』といった夢や想いに関わる仕事が見つけやすいこともANAの魅力の一つです。

ANAには、ベンチャー精神を強く持ち、かつ新しいことにチャレンジすることを応援してくれる仲間と環境が揃っていますので、ぜひ興味を持っていただきたく思っております。

career

2011年4月
ANA 整備センター 機体事業室 ドック整備部 電装整備課
2016年4月
ANA 整備センター 機体事業室 ドック整備部 生産技術担当
2019年2月
ANA 整備センター 技術部 客室技術チーム