Interview
海外での新しい経験と出会いを通じて、
多様な文化・手法に触れながら仕事をする。
#グローバルスタッフ職

門村 祐助
2015年入社
ANA 中国統括室営業
卒業専科・学部学科:経営管理研究科
Interview 1
仕事と大学院での学びを両立、MBAを取得
父親の仕事の都合で2〜6歳まで香港、6〜10歳はバンコクで過ごしました。日本人幼稚園・日本人コミュニティで過ごしていたため、現地の言葉はわからず、英語については大学に入ってから勉強しました。本当によく飛行機に乗っていましたね。子どもながらに海外にしかない良い物や人、日本にしかない良い物や人があることを実感しました。ANAでは「文化や物の交流を移動で促進せることができる』と思い、入社しました。
就職活動では、まずはグローバルに仕事(活躍)ができる海運・商社・航空を軸に検討していました。当時(2013年)のANAには1週間のインターンシップがあり、その中で「機内販売をやってみよう」という企画がありました。仕事の中身や社員との交流の中で、ANAならではの風通しの良さや仕事の面白味を多く感じることができ、より強く航空業界、ANAを志望するようになり、ご縁があったので入社を決意しました。
ANAに入社時は学部卒(法学部政治学科)でした。商品企画部で働いていた際、品質管理の仕事には難しいと感じる部分が多くありました。同時に、経営についても学びたいと考えていましたので、夜間の大学院に通ってMBAを取得しました。仕事と学業を両立することは確かに大変でしたが、『外の世界を見てみたい』という思いが強く、有意義で楽しい時間を過ごせたと感じています。

Interview 2
現場の経験で得た学びが、現在の仕事に活きる
初期配属は伊丹空港の旅客サービス部でした。思い出は尽きませんが、特に2つの出来事が印象深いです。1つ目は、チェックインカウンターのデスクが低く、入社時は腰を曲げてお客様対応していたことです。実は身長が196cmもありまして(笑)。それを見かねた上司がすぐに特注のテーブルを設置してくれました。臨機応変に働きやすい環境を整えてくれたことに感謝しています。
2つ目は、2016年3月に突然、全国内線の全システムがダウンした際の出来事です。システムがダウンするということは、空港が全く機能しないことを意味します。混乱の中、空港ロビーやカウンターでお客様対応をする中で、交通インフラの重要性やお客様がANAに対して抱く期待や、ANAが社会のインフラを支えていることを改めて実感し、大きな学びとなりました。大阪では、旅客サービス以外に貨物営業も3年、経験しました。大阪市内のオフィスに出勤し、関空発着の国際線貨物の値段設定や営業を担当しました。
その後異動した「商品企画部」では各部門の専門家が集まっており、一つの商品企画にも多様な視点からの考えが必要なことを学びました。ANAの行動指針である「お客様視点」を徹底的に学び、『お客様がどう思うか、どう感じるか』を常に考えながら仕事しました。営業の観点からは、目標値とのバランスを調整することが難しい部分もあり、苦労もありましたが、ANAがお客様視点を大切にしていることを学ぶことができた貴重な期間でした。現在、中国のお客様に提供する企画やサービスに取り組む中で、商品企画部での経験が今も活きていると感じています。

Interview 3
新しいサービスを創り"人々にポジティブな影響を与えられること"を目指す
現在の主な仕事は運賃設定(値段を決める)です。中国統括室内には複数のチームが存在しており、チームワークを大切にして業務に取り組んでいます。中国では年間数回の大規模なセールが行われます。現状の状況から必要な運賃や期間を設定し、セール、訴求の方法なども統括室の様々な機能が一体となって作りあげます。私は主に運賃を担当しているのですが、競合他社や周りの状況も見ながらお客様が自国キャリアではないANAを選んでくださるような値段設定を考えています。
日本人が中国に対するイメージや先入観は様々だと思いますが、実際に北京に来て面白いと感じる部分がたくさんあります。例えば、中国ではデジタル文化が進んでおり、スマートフォンがないと生活できない状況です。各国で様々なプロモーション方法があるかと思いますが、デジタル社会の中国ではインスタライブのようなライブ配信でプロモーションを行っています。何十万人もが視聴する中で航空券の販売が行われているのです。
国ごとのプロモーション・マーケティングの違いは本当に面白く、やりがいを感じています。このような多様な文化や手法に触れながら仕事をすることが、日々新しい発見や刺激を与えてくれています。担当業務である旅客営業業務を通して『より多くの中国の方にANAのサービスを体験していただき、ANAのファンを増やすことができればよいな』と考えています。中国には様々な自国のエアラインキャリアがあるため、他国のエアラインであるANAの知名度はまだまだと感じます。一人でも多くのお役様の選択肢の中にANAがあるようにしたいです。
また、人の移動の需要を創出して、中国の方にも日本の感動的な観光地や良い物をぜひとも知っていただきたいですし、日本の方にも中国に来ていただいて、ニュースでは見ることのできない実際の世界を知ってもらえたらと思っています。中国での経験や学びを活かしつつ新しいサービスや体験を生み出すことで、多くの人々の人生にポジティブな影響を与えられることを目指しています。

Interview 4
多様な人と出会い、交流し、体験して学びを深める日々
中国統括室への異動が決まったときは正直うれしかったです。希望していましたし、なるべく若い時期に行きたいと思っていました。ANAの中国オフィスは北京市内のビルの1フロアにあります。そこにコールセンターや貨物、総務などが全て入っており、様々な部署の社員と交流する機会があります。ナショナルスタッフは日本語を話せる方が多いですが、コミュニケーションの観点から、伝え方がとても重要だと考えています。
ナショナルスタッフの方々は、日本語が話せても、言葉の意味の捉え方は個々に異なると認識しています。そのため『ゆっくりと間を取りながら、わかりやすい表現で、もやもや感を残さずに、何をどうすべきか』を明確に伝えることを意識しています。お互いリスペクトを持って、チームで大規模セールを遂行した時はやりがいを感じます。
業務上、中国語を使う機会はあまり多くないため、ANAでは中国語を学ぶかどうかは個人の自己判断に委ねられています。私自身は駐在中に語学力を向上させたいという思いがあり、今年5月に赴任し生活が落ち着いた7月から週に1~2回のペースで語学学校に通っています。ANAには駐在員の語学研修費をサポートしてくれる制度があり、とても助かっています。ちなみに中国語はゼロから始めたので最初は何もわからなかったのですが、今は基本的な動詞は覚えられたと思っています。(取材時:2024年11月)
ナショナルスタッフの方も皆さん良い人で、仕事でも私生活でも助けてくれます。私の"中国語を鍛える会"と称して不定期に皆で食事に行き、火鍋や餃子を楽しみながら中国語も教えていただいています。
赴任後の私生活も充実しています。北京には様々な企業に所属する駐在員コミュニティが存在し、同世代の他社の駐在仲間とのゴルフや食事会などを通して、世の中の広さを実感しています。夢や大志を抱く方々が集まっており、自分自身の視野が広がる刺激的な環境です。休日には他社の駐在員と旅行を楽しみながら、中国国内の様々な地域の特性や食文化、気候の違いなどを実際に体験し、学んでいます。

Interview 5
"自分の中にない世界"に、積極的にチャレンジしてほしい
海外には自分の中にない世界が広がっており、その多様な文化や環境は自身の成長に大きな影響を与えてくれます。新しい経験や出会いを通じて、自分の視野を広げることができると考えています。他者を尊重し、寛容な心を持って外の世界を見ることは、自己成長や人間関係の構築において非常に重要です。
また、言語を学ぶかどうかは自分次第ですが、新たな言語を学ぶことでさらなる交流や理解が生まれることもあります。自らの可能性を広げるために、積極的にチャレンジしてみてください。

career

- 2015年4月
- ANA大阪空港株式会社 旅客サービス部 (出向)
- 2016年4月
- 株式会社ANA Cargo 西日本販売部 (出向)
- 2019年4月
- ANA CX推進室 商品企画部
- 2022年4月〜2024年3月
- 大学院(夜間)に通い、仕事と学業を両立
- 2024年4月
- ANA 中国統括室 営業