自然を感じられる体験や、リラックスできるスポット などをご紹介します。
Photo by Natsuki Endou
鳥取県は東西に長く、2つの空港が利用できます。
体験・アクティビティ・絶景
智頭町森林セラピー体験
1000m級の中国山地の山々に囲まれた智頭町は、鳥取県内唯一の森林セラピー基地に認定されています。美しい渓谷に沿った癒しのセラピーロードで日頃のストレスを発散しましょう。
体験・アクティビティ・絶景
鳥取砂丘ヨガ体験
ダイナミックな砂地のアップダウンに、その先に広がる紺碧の日本海。大自然が織りなす鳥取砂丘は、絶景を見るだけではもったいない!自然を満喫できるアクティビティがたくさん用意されています。そのなかでも極上の癒し体験が「砂丘ヨガ」です。
体験・アクティビティ・絶景
三徳山三佛寺で参拝登山体験
鳥取県中部にある三朝温泉から車で10分ほど。標高900mの三徳山の険しい山の中にあるのが西暦706年に開山した三佛寺です。有名な国宝「投入堂」は三佛寺の奥の院。断崖絶壁に建つ「日本一危険な国宝」とも言われる、投入堂への参拝登山をご紹介します。
体験・アクティビティ・絶景
大山(だいせん)ダウンヒルサイクリング
中国地方最高峰の大山はその美しい姿から「伯耆富士」とも呼ばれ、サイクリストにも人気が高い山。森や清流、弓ヶ浜半島の絶景など見所がたくさんあります!初心者や女性も気軽に楽しめるコースをご紹介します。
そのほかにもたくさん!
(C)Tottori Pref.
東西16km、南北2.4kmの大きさを誇る鳥取砂丘は、10万年かけて現在の形になったといわれ、川や風が砂を運んで積み上げてできた日本最大級の砂の丘。風が吹くたびに変わる「風紋」や「砂簾(されん)」は自然が造り出す芸術作品です。正面にそびえる「馬の背」は高さ47m。その頂上から望む日本海は息をのむほどの美しさです。砂色、青色、白色の3色で彩られた壮大な自然のアートを楽しんで。砂丘ではラクダ遊覧が楽しめ、広大な砂丘をバックにラクダに乗って歩くと気分も爽快。アクティブに砂場を満喫したい方は、パラグライダー、セグウェイ、砂丘ヨガ、ファットバイクなど、鳥取砂丘ならではのアクティビティがあります。
住所:
鳥取県鳥取市福部町湯山2164-971(鳥取砂丘ビジターセンター)
アクセス:
鳥取自動車道「鳥取IC」より約20分
JR鳥取駅から路線バス約20分 「砂丘会館」または「砂丘東口」からすぐ
浦富海岸は「山陰の松島」とよばれ、澄んだ海と島々がなす色彩は文豪 島崎藤村も絶賛したという日本屈指の景勝地。一帯は山陰海岸ジオパーク(世界ジオパークネットワーク加盟)に認定されています。海岸に降り立つと、緑から青へとグラデーションしていく透明な海、パウダーのような白い砂、褐色のゴツゴツした岩や崖、そしてそれを覆う深緑の樹木たちが待っています。海岸線からコバルトブルーの海を眺めたり、遊歩道に生い茂る木々の香りを感じながら散策したり、遊覧船に揺られながら荒々しい岩山や洞門の迫力を感じたりと、旅の目的やその日の気分で浦富海岸の楽しみ方はさまざまです。深さ25mまで見通せる透き通った海と空の青さに、心も体も癒されます。
住所:
鳥取県岩美郡岩美町大字浦富
アクセス:
JR鳥取駅から車で約30分
JR岩美駅より町営バス「浦富海岸口」下車 徒歩6分
魚見台は鳥取市気高町の国道9号線沿いにある高台で、昔イワシの大群が押し寄せたときに、ここから老漁夫が大声で指示したことから「魚見台」と名付けられました。高台に立って海風を体に受けていると、まるで船の先頭に立って大海原を航海しているかのようです。高さ100mから見下ろす一面の海は、非日常を感じさせてくれる絶景です。天気がよく、見晴らしがよい時には、因幡、但馬の山々や鳥取砂丘方面まで眺望できます。この魚見台から見下ろす浜村海岸は、帆立貝が30~50年周期に大発生し、帆立貝をとるため、重い“じょれん”とよばれる道具を船で引いていたそうです。漁師たちの労働歌「貝殻節」は鳥取県民お馴染みの民謡で、魚見台にはその歌碑が建っています。
住所:
鳥取市気高町八束水
アクセス:
JR鳥取駅から国道9号線を倉吉・米子方面へ 車で約25分
JR浜村駅から路線バス約10分「船磯入口」下車 徒歩約10分
鳥取県中部にある東郷池から車で10分足らずの場所にある今滝。県道22号から山陰本線の踏切を越え、のどかな里山の風景を進んだ先に整備された駐車場があります。滝へと続く遊歩道の入り口にある鳥居をくぐると、そこは神聖な空気が漂う森の中。それもそのはず、今滝では古くから神仏混交の滝として祈りが捧げられ、竜王、不動明王が祀られてきました。遊歩道を200mほど歩くと滝つぼに到着です。三方を巨大な岩壁に囲まれ、その頂上から44m下の地上まで勢いよく水が流下する姿はまさに壮観!滝つぼのすぐ近くや裏側に回ることもでき、水しぶきを浴びながら今滝の迫力を間近に感じることができます。
住所:
鳥取県東伯郡湯梨浜町北福
アクセス:
JR松崎駅から車で15分
明治45年に開通した旧国鉄倉吉線は、現在の倉吉駅と関金の山守(やまもり)駅までの約20kmを結びました。しかしバスやマイカーの普及などで昭和60年に全線が廃止され、72年の歴史に幕を閉じました。廃線後も一部のレールや駅ホーム、トンネルが残され、今も市内の各所で当時の面影に触れることができます。特に関金にある泰久寺駅跡から山守トンネルまでの約500mは、幻想的な風景が広がる人気スポットです。スタート地点の古い駅ホームは冒険の始まりを予感させます。行く手を阻むように成長した大木や、美しい山並みを望む田園風景、そして最大の見せ場は竹林のトンネル。天を覆うように成長した竹林の中を、一直線にレールが貫く風景は「日本一美しい廃線跡」と話題に!竹林を抜けると鬱蒼とした森の中。その先の山守トンネルは廃線跡トレッキングツアーに参加すれば、中を歩くこともできます。
住所:
倉吉市関金町内
泰久寺駅跡へのアクセス:
JR倉吉駅から路線バスで約45分、「泰久寺」バス停から徒歩約15分
URL:
米子市の中心地、桜の名所でもある湊山公園から標高90mの山頂へ。頂上へは山道を経て石段を上り、15分ほどで到着します。かつて四層五重の天守閣と四層櫓の大小2つの天守が華麗に連なった湊山山頂には、360度遮るものがないパノラマの景色が待っています。
戦国武将・吉川広家が築城し、往時は「山陰一の名城」と謳われた米子城。現在、湊山のふもとには市街地が広がりますが、当時は西・南・北を中海に面した天然の要塞として海水を引き込んで二重の堀を巡らせていました。残念ながら明治の初めに天守閣は解体され、現在は石垣を残すのみですが大石垣群は圧巻です。平成18年に国史跡に指定され、平成29年には「続日本100名城」にも選ばれました。天守跡から360度見渡すと海、町、山、空の絶景を手に入れたかのようです。
住所:
鳥取県米子市久米町
アクセス:
JR米子駅より車で5分、徒歩20分
宝石を散りばめたように美しい鳥取の星空。どの市町村からも天の川が見え、流星群の時期以外でも流れ星が見えやすい鳥取県の星空の美しさは、環境省が実施した全国星空継続観察で、何度も日本一に輝いたほどです。鳥取の夜空に輝く満天の星を広く楽しんでほしいと、県は2017年から「星取県」を名乗ることにし、鳥取の星空の魅力を発信しています。
満天の星を眺めるだけでも非日常の癒し体験ですが、大山では星と一緒に特別な体験が楽しめる「大山星空で遊ぶツアー」が人気を呼んでいます。ツアーでは星空を観察するだけでなく、プロ写真家が参加者の皆さんを被写体に撮影してくれます。
(大山星空で遊ぶツアー:通年にて1か月に1~2回開催)
開催場所住所:
鳥取県西伯郡大山町大山45-5(KOMOREBITO)集合
撮影場所まで各自車で移動
参加料:
一人4,000円 (ガイド料・保険代・消費税込) ※事前申し込みが必要です。
URL:
(C)Tottori Pref.
岡山県との県境、奥大山エリアの標高約910mに位置する「鍵掛峠」は、大山屈指のビュースポットです。目の前にダイナミックにそびえる大山南壁は、日本海側から望む北壁と同様、激しい崩落によって険しい断崖が生まれ、無数のガレ場や沢がくっきりと浮かび上がります。山麓に生い茂る広大なブナ林は、南壁の荒々しい山肌とは対照的。ブナ林の絨毯は、早春は雪景色に、新緑の季節は緑がまぶしく、秋にかけては燃えるような紅葉のグラデーションに染まります。特に夏の終わりから秋にかけての紅葉の季節は人気が高く、青く澄んだ秋空と南壁の猛々しい白い稜線、赤や黄色に彩られた一面のブナ林のコントラストは息をのむほどの美しさです。
住所:
鳥取県日野郡江府町大河原1531-29