自然を感じられる体験や、リラックスできるスポット などをご紹介します。
Photo by Natsuki Endou
鳥取県は東西に長く、2つの空港が利用できます。
神社めぐり・スイーツ/グルメ
聖なる山で心と体を整える 大神山神社奥宮(おおがみやまじんじゃ おくのみや)
中国地方最高峰の大山は、「神坐(いま)す山」として古来より崇められてきました。信仰の中心となった大山寺は、最盛期には3000人もの僧兵を擁した大寺院で、大神山神社奥宮はかつての大山寺本堂です。標高900mに鎮座し、中国地方屈指のパワースポットとしても知られています。
そのほかにもたくさん!
鳥取市街地にあり、久松山麓に鎮座する鳥取東照宮。表参道を流れる樗谿川はホタルの生息地として知られ、モミやシイの社叢(しゃそう)が広がります。1650年(慶安3年)、初代鳥取藩主・池田光仲が日光東照宮の分霊として建立し、創建時は「東照宮」でしたが明治時代に「樗谿神社」に改称。近年「鳥取東照宮」に名称変更されました。境内には創建当時の建築物が多く残り、簡素でありながら荘厳さと気品が漂います。石玉垣をめぐらした本殿、平唐門の中門、入母屋造りの拝殿、幣殿ともに国の重要文化財で、本殿には江戸初期の伝説的名工・左甚五郎作と伝わる鷹の彫刻が施されています。参拝後は隣接する樗谿公園を散策して大宮池などの美しい自然を楽しんでみてはいかがでしょうか。
住所:
鳥取県鳥取市上町87
アクセス:
鳥取駅から路線バス「県庁日赤前」下車 徒歩約15分
100円バス「樗谿公園・やまびこ館前」下車 徒歩約5分
URL:
鳥取県東・中部で江戸時代から続く食文化のとうふちくわ。一般的にちくわと言えば魚肉ですが、木綿豆腐と白身魚のすり身を約7:3の割合で混ぜて蒸し上げます。生まれたのは江戸時代。漁港の開発が遅れて魚が貴重だった鳥取藩では、藩主の池田公が「魚の代わりに豆腐を食べるように」と質素倹約を推奨。フワフワとした独特の食感に、ほんのり豆腐の甘みを感じ、郷土の味として愛されています。生姜醤油につけていただくのが定番の食べ方ですが、煮物の具材や唐揚げなど各家庭でレシピはさまざま。素材が豆腐と白身魚なのでヘルシー食材でもあります。ネギやカレー風味などラインナップも豊富なので、お気に入りの味を見つけてください。
販売店は下記URLよりご確認ください。
URL:
地元のさくらたまごと大山生クリームをたっぷりと使い、一つひとつ手づくりにこだわった「あづまやさんのプリン」。なめらかな口どけに、生クリームと卵のコク・旨味がたっぷりとつまった吉岡温泉の人気スイーツです。吉岡温泉は鳥取市にある千年の歴史を誇る美肌の湯。小ぢんまりとした温泉街はレトロな雰囲気が漂い、カフェや天然酵母のパン屋さん、自家焙煎工房を持つコーヒーショップなども建ち並びます。その一角にある「あづまや旅館」の三代目が考案したのがこのプリン。抹茶味やコーヒー味も楽しめます! 温泉につかったり、街並みを散策したりと、プリンと合わせて吉岡温泉を満喫してください。
住所:
販売店「パーラー株湯」鳥取県鳥取市吉岡温泉町466
アクセス:
JR鳥取駅から日ノ丸バス吉岡線 矢矯方面「吉岡温泉」下車
JR鳥取駅から車で約30分
瀬戸観音寺の名で親しまれる大成山観音寺は、正徳3年(1713年)の創建。瀬戸の庄屋たちが東高尾観音寺(北栄町)から一体の仏像を願い、それを得て瀬戸観音寺の前身となるお堂が建てられました。繊細な美しさをたたえる『木造十一面千手観音立像』は、高さ4尺5寸(157㎝)の檜一木彫りで、東高尾観音寺の国重要文化財の立像2体と同じ仏師の手による兄弟仏と見られます。衣の彫り方は平安初期に流行した様式が見られ、昭和33年に鳥取県指定保護文化財に指定されました。お堂前にある経王塔は、法華経の文字を一石に一文字ずつ書き写したもので、地足院住職・蔵六和尚の書と伝えられています。また、境内を埋め尽くさんばかりの羅漢像も圧巻です。
住所:
鳥取県東伯郡北栄町瀬戸963-2
アクセス:
JR由良駅から車で10分
URL:
倉吉駅のすぐ近くにある、法話と祈祷で知られる真言宗の寺院です。若い女性を中心に人気を集めているのが、オリジナルのお守りづくり体験(お授け料2000円~、要予約)。倉吉の石工職人が心を込めて手彫りした石のお守りと、好きな柄・色のお守り袋を選んで自分だけのお守りをつくることができます。袋の柄は和柄やボーダー、水玉などさまざま! 願い紙と石のお守りを袋に入れたら、ご住職と願いが叶うように仏様にお祈りして完成です。また、ぼけ封じ三十三観音霊場二十番札所としても有名で、境内には「ぼけ封じ観音」が祀られています。「ぼけ」の字をくり抜いて封じ箱に封じる「ぼけ封じ絵馬」は家族の絵馬も奉納可能です(奉納料1体500円)。
住所:
鳥取県倉吉市上井1-1
アクセス:
JR倉吉駅北口から徒歩10分
URL:
倉吉市の中心部にある観光名所・白壁土蔵群を散策しているとカラフルなドリンクが入ったボトルを手にした観光客たちとすれ違います。このボトルは「クラボトル」と呼ばれ、土蔵群の一角にある古民家カフェ「久楽(くら)」のドリンクメニューです。築100年の古民家をDIYでリノベーションした店内は、1階は白い玉石が敷かれた非日常の空間、2階は玉川と白壁土蔵を眺める寛ぎの空間です。町の人たちに昔から愛される看板メニューの「石臼珈琲」は、自分でコーヒー豆を石臼で挽き、砂糖の代わりに小豆を入れていただきます。「くら団子」は定番のみたらしのほか、季節ごとの色とりどりの串団子が華やか。店内でゆっくり過ごすのも、散策のお供にテイクアウトするのもおススメです。
住所:
鳥取県倉吉市新町1丁目2424-2
アクセス:
JR倉吉駅からバス乗車「赤瓦・白壁土蔵」停留所から徒歩1分
URL:
一面に広がる田園風景の中に浮かぶ、こんもりとした丸い小さな森。「ブロッコリー神社」の愛称で地元に親しまれる客神社(小原神社)は、田んぼの中に佇む神秘的な様子がまるでスタジオジブリのアニメの1シーンのようであると話題になりました。もともとはこの地域の人にしかあまり知られていませんでしたが、地元の写真家・柄木孝志(からき たかし)さんが撮影した雪景色の写真がSNSを中心に話題を呼び、フォトジェニックなスポットとして海外からも観光客が訪れるなど秘かな人気を集めています。神社は300年ほど前の造営で、何とイボ落としにご利益があるのだとか。四季折々のシチュエーションを楽しめる撮影スポットです。
住所:
鳥取県西伯郡南部町原803
アクセス:
JR米子駅から車で約20分
URL:
南部町観光協会HP
金運祈願・開運祈願で全国から参拝者が訪れる、山あいの森の中にある厳かな神社です。創建は平安時代の弘仁元年(810年)。「金持」という縁起の良い名は、金持郷という地名に由来し、日本全国を見渡してもここだけ。古代、この地域は黄金より勝ると言われた鉄の産地で、鉄のことを金(かね)と呼んでいたことから、金持と呼ばれるようになったといわれています。ご祭神の天之あめの常とこ立命たちのみこと、八束やつか水みず臣津おみず努ぬの命みこと、淤お美み豆ず奴ぬの命みことの三体妙見は、国土経営、開運、国造りの神々。境内には宝くじが当たった、商売がうまくいったなど願掛け成就を感謝する絵馬がたくさんかかっています。
住所:
鳥取県日野郡日野町金持74
アクセス:
JR伯備線根雨駅から車で約7分
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鳥取県には多くのブルワリーがありますが、その先駆けとなったのが大山山麓の標高300mに醸造所を構える「くめざくら 大山ブルワリー」です。大山の伏流水を100%使った「大山Gビール」はビールの原料である麦とホップ、そして米を醸造所の周辺で自家栽培するなど、原料にも徹底的にこだわっています。商品のラインナップはピルスナーやペールエールなどのレギュラービールから季節限定ビールなど豊富にそろい、国内外の受賞歴も多数。特に「ワールド・ビア・アワード2011」で世界一に輝いたヴァイツェンは、苦みがほとんど感じられず、フルーティーな香りと口当たりの良さが特徴の、女性人気が高いビールです。大山が育んだ味をたっぷりと堪能してください。
住所:
鳥取県西伯郡伯耆町丸山1740番地30(直営店)
提供場所・販売場所は下記URLよりご確認ください。
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