パスポートやビザ、時差、気候と服装、通貨、電圧と電源(プラグの形状)、祝祭日、市内交通などの旅に役立つ基本情報をご案内します。 時刻表や機内サービスなどのフライト情報、海外航空券の運賃・予約・購入情報、その他旅に役立つ情報もご用意しています。
掲載している内容は2024年6月27日時点の情報です。
観光目的で、入国後30日以内に出国する予約済み航空券および1人1万B(家族で2万B)相当の現金を所持していれば、ビザなしで30日(29泊30日)滞在できる(隣接国からの陸路や海路での入国は1暦年に2回まで可能)。30日以上滞在する場合は、原則としてビザが必要となる。詳しくはタイ大使館などに問い合わせを。
入国時にパスポートの有効期限が6ヵ月以上残っていれば入国可能。
日本からタイへの渡航の際、以下の持ち込みが禁止されている。
電子タバコ(加熱式たばこ)は持ち込み禁止。タイ国内での所持も違法。
2024年6月26日現在、空路入国の場合は出入国カードの記入は不要。陸路入国の場合は記入が必要。税関申告書は必要な人のみ。
(注:たばこについてはかなり厳しく、超過分には高額のペナルティが科される)
日本との時差は-2時間。日本の正午がタイの10:00。サマータイムはない。
タイは熱帯に位置しており、年間を通じて気温は高いが、南部のマレー半島、北部の山岳地帯、東北部の高原地帯では気候が多少異なる。季節は雨季、乾季、暑季(タイ気象局の分類では雨季、寒季、夏季)の3つに分けられる。
タイ(バンコク)と日本(東京)の平均最高気温と平均最低気温
バンコクと東京の月間降水量
平均気温・平均降水量の月別一覧表
日本とタイ(バンコク)の平均最高気温・平均最低気温
月 | 日本の平均最高気温 | 日本の平均最低気温 | タイ(バンコク)の平均最高気温 | タイ(バンコク)の平均最低気温 |
---|---|---|---|---|
1月 | 10℃ | 2℃ | 32℃ | 21℃ |
2月 | 10℃ | 2℃ | 33℃ | 22℃ |
3月 | 13℃ | 5℃ | 34℃ | 25℃ |
4月 | 18℃ | 10℃ | 35℃ | 26℃ |
5月 | 23℃ | 15℃ | 35℃ | 26℃ |
6月 | 25℃ | 18℃ | 35℃ | 27℃ |
7月 | 28℃ | 23℃ | 32℃ | 26℃ |
8月 | 31℃ | 24℃ | 32℃ | 26℃ |
9月 | 27℃ | 21℃ | 32℃ | 25℃ |
10月 | 23℃ | 15℃ | 32℃ | 24℃ |
11月 | 17℃ | 10℃ | 32℃ | 25℃ |
12月 | 13℃ | 5℃ | 33℃ | 25℃ |
東京とタイ(バンコク)の月間降水量
月 | 東京の月間降水量 | タイ(バンコク)の月間降水量 |
---|---|---|
1月 | 50mm | 0mm |
2月 | 60mm | 40mm |
3月 | 110mm | 30mm |
4月 | 130mm | 90mm |
5月 | 130mm | 80mm |
6月 | 180mm | 50mm |
7月 | 130mm | 40mm |
8月 | 150mm | 120mm |
9月 | 180mm | 360mm |
10月 | 160mm | 220mm |
11月 | 90mm | 30mm |
12月 | 50mm | 0mm |
タイの通貨はバーツ(バートとも)Baht(Bと表記)。補助通貨はサタン(Satang)で、100サタンが1バーツ。2024年6月29日現在の為替レート1Bは約4.37円。
タイではほとんどの商品に7%のVAT(付加価値税)がかけられている。条件が揃っていればVATが払い戻されるので、忘れずに手続きしよう。手続き可能なショップ以外での買い物や、ホテル宿泊料やレストランの支払いなどタイ国内で消費されるサービスにかかる税金は、還付の対象外。
日本の心づけ同様、高級な場所ではいくらか渡したほうがスマート。
複数の形状のプラグが共用できる差し込み口
タイの電気は220V、50Hz。日本仕様の電気製品を利用する場合は変圧器が必要。プラグは日本と同じ2穴のA型やBF、Cなどが使われている。数種類のプラグが共用できる差し込み口も多く、その場合変換プラグは不要。
タイの放送方式(PAL)は、日本の方式(NTSC)とは異なる。タイで市販されているDVDなどの映像ソフトは、日本国内仕様のデッキでは再生できないことがある。視聴したい場合はリージョンフリーのマルチプレーヤーを利用しよう。DVDのリージョンコードは3(日本は2)。BDは日本と同じA。
局により多少異なるが、だいたい月曜~金曜8:30~16:30、土曜9:00~12:00、日曜、祝日は休み。スワンナプーム国際空港内の局は郵便業務のみの取り扱いで24時間営業。
日本へのエアメールは、ハガキ25~30B。封書は20gまで34B、超過10gごとに5B加算される。
国際電話会社の番号は001など数種類、日本の国番号は81。市外局番の最初の0は不要。
国際電話会社の番号(どれかひとつ)
001、007、008、009
81(日本の国番号)
××(市外局番と携帯電話の最初の0は取る)
1234-5678(相手先の電話番号)
タイの国番号は66、番号の最初の0は不要。よって以下のようにダイヤルする。
国際電話会社の番号
010(国際電話識別番号)*2
66(タイの国番号)
1234-5678(0を取った8桁か9桁の番号)
タイ国内の電話番号に市外局番はなく、一般の固定電話は0から始まる9桁、携帯電話は01や06、08、09から始まる10桁の番号。どこからどこへかけるにも、0から始まるすべての番号をダイヤルする。
公用語はタイ語。英語は外国人向けの高級ホテルや高級レストランなどではよく通じるし、飲食店やショップを経営する若い人は流暢な英語を話すことも多い。一般の通用度はそれほど高くない。
一般的な営業時間の目安。
一般の支店は月曜〜金曜8:30〜15:30、土曜・日曜、祝日は休み。ショッピングモール内の支店などは、そのモールと同じ営業時間のことが多く便利。
毎日10:00頃~22:00頃。
高級店では午後一度閉めたり、夜のみ営業の店もある。屋台は深夜や早朝にも開いており、どんな時間帯でも何かしら食べられる。
たいてい24時間営業。
20歳未満はたばこ、アルコール類の購入、使用は不可。
バンコクをはじめタイ国内の都市部では、条例によりゴミやたばこのポイ捨てに最高2000Bの罰金を科している。
11:00〜14:00と17:00〜24:00のみ販売可。飲食店によっては、販売不可の時間帯に酒類を出さないところもある。ただし小さな個人商店では時間外でも販売してくれるところが多い。仏教関係の祝日、選挙の前日18:00以降と当日24:00までは酒類の販売および飲食店での提供は不可。
タイではおもに下記の公共スペースとその入口から半径5m以内における喫煙が禁止されている。
学校や役所、スポーツ施設、医療機関、博物館・美術館、交通機関、飲食店、おもなビーチなど。
違反者は罰金2000B。
展示販売が禁止されているので、店頭には陳列されていない。