パスポートやビザ、時差、気候と服装、通貨、電圧と電源(プラグの形状)、祝祭日、市内交通などの旅に役立つ基本情報をご案内します。 時刻表や機内サービスなどのフライト情報、海外航空券の運賃・予約・購入情報、その他旅に役立つ情報もご用意しています。
掲載している内容は2024年7月14日時点の情報です。
180日のうちシェンゲン協定加盟国の滞在日数の合計が90日以内の観光目的の旅ならビザの取得は不要。(日本国籍の場合)
パスポートの残存期間はシェンゲン協定加盟国を離れる日から3ヵ月以上必要(海外旅行保険加入が望ましい)。
日本からベルギーへの渡航の際、以下の持ち込みが禁止されている。
旅行客の個人使用目的の持ち込みについては特に規定はない。
日本との時差は8時間で、日本時間から8時間引けばいい。つまり日本のAM7:00が、ベルギーでは前日のPM11:00。これがサマータイム実施中は7時間の時差になる。
サマータイム実施期間は3月の最終日曜AM2:00(=AM3:00)~10月の最終日曜AM3:00(=AM2:00)。
比較的過ごしやすいが、5月下旬あたりまで天候が変わりやすく、薄手のカーディガンを用意していったほうがいいだろう。6~8月は乾燥していて過ごしやすい。9~10月からは曇りの日や霧雨も多くなる。冬の寒さはそれほどでもないが、内陸に入ると寒さが厳しくなる。1年を通じて少量の降雨がある。
平均気温・平均降水量の月別一覧表
通貨単位はユーロ(€、Euro、Eurとも略す)、補助通貨単位はセント。フランス語読みは「ウーロ」と「サンチーム」、オランダ語読みは「ユーロ」と「セント」となる。1ユーロは100セント、約163円(2024年3月18日現在)。独自デザインの硬貨の裏面はフィリップ国王。
紙幣の種類€200、€100、€50、€20、€10、€5(現在発行している紙幣)。
硬貨の種類€2、€1、50セント、20セント、10セント、5セント、2セント、1セント。
ほとんどの商品にTVA(フランス語。オランダ語ではBTW)と呼ばれる標準付加価値税が21%(本、食料品などは6%)かかっている。ただし、旅行者は、商用ではなく個人的な使用を目的としたものに限り、購入した月の翌々月までに手続きをして出国すれば、手数料などを引かれて戻ってくる(還付はレシート1枚あたり€125を超える買い物をして使用せずに持ち出す場合のみ)。
料金にサービス料が含まれているので、原則としてチップは必要ない。特別なサービスを受けた場合はチップを渡すこともある。以下は目安。ホテル、レストランの格によって変化する。現地のガイドツアーでは、最後にお礼程度のチップを渡す人も多い。
電圧は230V、周波数は50Hz。プラグは2本足のCタイプが一般的。カメラや携帯電話の充電などはプラグ変更のみでいいが、電化製品によっては変圧器が必要。電圧の確認を。
テレビ・ビデオ方式(PAL)は、日本(NTSC)と異なるので、一般的な日本国内用ビデオデッキでは再生できない。DVDソフトは地域コードRegion Codeが日本と同じ「2」と表示されていれば、DVDプレーヤー内蔵パソコンでは再生できるが、一般的なDVDプレーヤーでは再生不可。
ベルギーと日本では、テレビ標準方式Video Formatと地域コードRegion Codが異なるので、一般的な日本国内用プレーヤーでは再生できない。ただし、P C内蔵のものやリージョンフリーのプレーヤーなど、再生できるものもある。
ベルギーの郵便局はbpost。営業時間は局により異なるが平日9:30~17:00くらい。昼休みを取る場合や、営業時間は短いが土曜営業するところもある。
日本へのエアメールの場合、はがき、封書50gまで、ともに€2.88。小包も送付でき、郵便局では小包用の箱などを購入することもできる。
00(国際電話識別番号)
81(日本の国番号)
××(市外局番と携帯電話の頭の0は取る)
1234-5678(相手先の電話番号)
事業者識別番号
010(国際電話識別番号)*1
32(ベルギーの国番号)
××(エリア番号、最初の0は取る)
1234567(相手先の電話番号)
キリストに関する祝日が多い。年によって異なる移動祝祭日に注意。
フランス語、オランダ語(フランデレン語)が多い。ブリュッセルを中心に北部がオランダ語、南部がフランス語(ブリュッセルは2言語併用地域)。一部ドイツ語圏もある。
以下は一般的な営業時間の目安。店舗により30分~1時間以上の違いがある。
月曜~金曜9:00~16:00(昼休みを1時間取るところもある)。
月曜~土曜10:00~18:00。日曜営業するスーパーもある。
ランチ12:00~14:30、ディナー18:30~22:00頃。
10:00~翌1:00。店舗により大きく異なることもある。
たばこ、酒ともに16歳から。スピリッツの酒は18歳から。また、レンタカーも会社によって年齢制限を設けている。下限、上限とも設定されていることもあるので、必ず事前に確認を。クレジットカードの提示が必要。
トレイはオランダ語でトアレットToilet、フランス語でトワレットゥToilette。女性用はオランダ語でダーメスDames、フランス語でファムFemmesまたはダムDames。男性用はオランダ語でヘーレンHeren、フランス語でオムHommesまたはメッシュウMessieurs。
店に入ったら店員やウエーターに「こんにちは」、サービスを受けたら「ありがとう」、出るときは「さようなら」と言おう。これだけで応対してくれる人の態度も変わってくる。
公共の施設内での喫煙は禁止。レストラン、バー、カフェなども、完全禁煙なので、たばこを吸う人は注意するように心がけたい。