パスポートやビザ、時差、気候と服装、通貨、電圧と電源(プラグの形状)、祝祭日、市内交通などの旅に役立つ基本情報をご案内します。 時刻表や機内サービスなどのフライト情報、海外航空券の運賃・予約・購入情報、その他旅に役立つ情報もご用意しています。
掲載している内容は2024年2月28日時点の情報です。
また「ビザ」「パスポート」「アメリカへ渡航する際の注意」の情報は、日本国籍の方を対象としたご案内です。
急な変更も予想されますので最新情報は大使館等の公的機関にご確認ください。
90日以内の観光・業務の目的で、往復航空券を持参していれば、アメリカ入国にビザは不要。
パスポートの残存有効期間が帰国日まであればOKだが、入国時に90日以上あることが望ましい。
ビザ免除プログラムを利用し、ビザなしで飛行機や船でアメリカへ渡航・通過(経由)する場合、インターネットで(携帯電話は不可)ESTAによる渡航認証を取得する必要がある。事前にESTAの認証を取得していない場合、航空機への搭乗や米国への入国を拒否されることがあるので注意が必要だ。一度ESTAの認証を受けると2年間有効で、米国への渡航は何度でも可能(日程や訪問地を渡航のたびに更新する必要はない)。なお、最終的な入国許可は、初めの入国地において入国審査官が行う。
アメリカへの渡航が決まったら、早めにESTAによる渡航認証を申請・取得しよう(出国の72時間前までの取得を強く推奨)。従来の申請後の即時承認がなくなったため、早く済ませたい。申請は親族、旅行会社(有料)など本人以外の第三者でも可能。
原則2年間。ただし、認証期間以内でも、パスポートの有効期限が切れるとESTAも無効になる。また、氏名やパスポート番号の変更があった場合は再度申請を行うこと。
料金:$21
2015年ビザ免除プログラムの改定、およびテロリスト渡航防止法の施行により、2011年3月1日以降にイラン、イラク、北朝鮮、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメンに渡航、または滞在したことがある場合は、ビザ免除プログラムを利用して渡米することができない。該当する渡航者は、アメリカ大使館で通常のビザを申請する。詳細はアメリカ大使館のビザ免除プログラムで。
日本からハワイへの渡航の際、以下の持ち込みが禁止されている。
免税の範囲は、中身のたばこは通常のたばこと同じ200本に相当する量まで。「プルーム・テック」の場合は50個
両親に引率されない子供が入国する場合は、両親または同行しない親からの渡航同意書(英文)が要求される可能性がある。詳細はアメリカ大使館に問い合わせを。
酒、たばこ、香水は免税数量が決められている。下記の数字は成人ひとり当たりのもので、ふたりで行くのなら、倍の数まで免税となる。ただし未成年者の場合、酒とたばこは免税にならないので、子供の枠を使って購入しても課税対象となる。
日本との時差は19時間。日本が深夜0:00だとするとハワイは前日の早朝5:00となる。サマータイムの設定はなし。
「常夏の島」というハワイのイメージは誤りで、日本ほど寒暖差はないもののハワイにも四季がある。11~3月は比較的雨が多く、朝晩は少々涼しくなって上着が必要なほど。逆に夏場は、日本でいうところの真夏日が続くこともある。とはいえハワイは1年を通し、過ごしやすい気候であることは間違いない。ビーチ付近なら、日中はほぼ毎日海で泳いで気持ちいいと感じる水温で、北東からの貿易風の影響で真夏でも湿度は低い。夜はエアコンなしで熟睡できる快適さ。
通貨単位はドル($)とセント(¢)。$1は¢100、149円(2024年3月18日現在)。紙幣は$1、$5、$10、$20、$50、$100、硬貨は1¢、5¢、10¢、25¢がおもに流通している。
日本の消費税と同じく、ハワイでも買い物、食事の際に約4.166%(オアフ島のみ約4.712%)の州税がかかる(バスの料金などは税込み)。またホテルの宿泊料金には州税のほかに10.25%のハワイ州ホテル税に加え、各市郡3%の税金が加算される。
チップの相場は以下のとおり。ただし最初からサービス料込みの伝票を渡すレストランも数多いので、二重払いしないように注意。
ハワイの電圧は110/120V・60Hz。プラグは日本と同じタイプA。充電式の電気ひげそり、ドライヤーなどは短時間の利用ならOK。ただし長時間の利用やアイロンなど高熱を伴う電気製品は破損の恐れがある。その他の電化製品は対応電圧を確認のこと。
ハワイのテレビ・ビデオはNTSC方式。日本やアメリカと同じ方式なので、ビデオソフトは日本の国内用デッキで再生できる。DVDはリージョンコードが異なるので(日本は2、ハワイは1)、再生できない。
日本向けの航空郵便の場合、宛名は日本語でOK。ただし英文で“Japan”“Air Mail”と書き添えることを忘れずに。郵便局の営業時間は場所によって異なるので、ホテルのフロントに頼んで投函してもらえばいい。
日本へのエアメールは普通判はがき$1.30、封書は28g(封筒+A4判用紙3枚ほど)まで$1.30。
011(国際電話識別番号)
81(日本の国番号)
相手先の電話番号(市外局番と携帯電話の最初の0は取る)
国際電話会社の番号
010(国際電話識別番号)*1
1(アメリカの国番号)
808(ハワイの州番号)
922-XXXX(相手先の電話番号)
アメリカ本土とほぼ同様だが、ハワイ独自の祝日(プリンス・クヒオ・デイ、キング・カメハメハ・デイ、州立記念日)もある。カッコ内は年によって変わる移動祝祭日。
公用語は英語。またハワイ語の通用度も高い。ワイキキなどの限られた場所では日本語が通じる場合もある。
以下は一般的な営業時間の目安。ショップやレストランは店舗によって異なり、ワイキキ近辺のブティックなどは22:00頃までオープンしている。観光地なので祝祭日でも営業する店舗、レストランが多いが、元日、イースター、感謝祭、クリスマスは休業というケースがほとんど。
月曜~木曜8:30~16:00、金曜~18:00、土曜・日曜、祝日は休み。
月曜~土曜10:00~21:00、日曜~17:00。
朝食7:00~11:00、昼食11:30~14:30、夕食17:00~22:00頃、バーは深夜まで営業。
ハワイでは21歳未満の飲酒が厳しく禁じられている。したがってバーでの飲酒はもちろん、酒店での酒類の購入、またディスコやクラブへの入場に関しても、本人の顔写真と生年月日が記載されたID(身分証明書)の提示が求められる。また年齢に関係なく、スーパーなどで深夜(0:00前後)から早朝(6:00)にかけて酒類は購入できない。
ハワイで車の運転資格が得られるのは21歳以上だが、レンタカーを借りる際には年齢制限があり、25歳未満は各レンタカー会社規定の追加料金が必要な場合がある。
2006年11月から施行された新禁煙法により、レストランやバー、ショッピングモール、ホテルなど公共の場所では全面禁煙となっている。