パスポートやビザ、時差、気候と服装、通貨、電圧と電源(プラグの形状)、祝祭日、市内交通などの旅に役立つ基本情報をご案内します。 時刻表や機内サービスなどのフライト情報、海外航空券の運賃・予約・購入情報、その他旅に役立つ情報もご用意しています。
掲載している内容は2024年3月1日時点の情報です。
また「ビザ」「パスポート」の情報は、日本国籍の方を対象としたご案内です。
急な変更も予想されますので最新情報は大使館等の公的機関にご確認ください。
一般的な観光目的でのイギリス滞在にビザは必要ない(日本国籍を持つ場合の通常の入国。6ヵ月以内)
パスポートの残存有効期間が滞在日数以上必要。英国政府ホームページ(https://www.gov.uk/uk-border-control/before-you-leave-for-the-uk)参照
日本からイギリスへの渡航の際、以下の持ち込みが禁止されている。下記は、一般的な旅行者の個人的な持ち込みの場合。
旅行客の個人使用目的の場合、持ち込み可能。免税範囲は下記「免税タバコの持ち込み、所持について」参照。
日本との時差は9時間で、日本時間から9時間引けばいい。つまり、日本のAM8:00がイギリスでは前日のPM11:00となる。これがサマータイム実施中は8時間の時差になる。
サマータイム実施期間は、3月最終日曜のAM1:00(AM2:00)~10月最終日曜のAM2:00(AM1:00)。
ロンドン は北海道よりも緯度が高いが、暖流と編成風の影響で、北海道ほど寒くはない。それでも真冬には厚手のコートが必要。夏は、猛暑の年もあるが、空気が乾燥しており、少し冷え込む日もあるので、カーディガンやショールがあるといい。年間を通じて雨が降りやすいのでフード付きの上着なども便利。
ロンドンと東京の気温と降水量
平均気温・平均降水量の月別一覧表
東京とロンドンの年間平均気温
月 | 東京の平均最高気温 | 東京の平均最低気温 | ロンドンの平均最高気温 | ロンドンの平均最低気温 |
---|---|---|---|---|
1月 | 10℃ | 2℃ | 6℃ | 3℃ |
2月 | 10℃ | 2℃ | 7℃ | 3℃ |
3月 | 13℃ | 5℃ | 11℃ | 4℃ |
4月 | 18℃ | 10℃ | 15℃ | 5℃ |
5月 | 23℃ | 15℃ | 17℃ | 9℃ |
6月 | 25℃ | 18℃ | 20℃ | 11℃ |
7月 | 28℃ | 23℃ | 21℃ | 14℃ |
8月 | 31℃ | 24℃ | 20℃ | 13℃ |
9月 | 27℃ | 21℃ | 19℃ | 10℃ |
10月 | 23℃ | 15℃ | 15℃ | 9℃ |
11月 | 17℃ | 10℃ | 10℃ | 5℃ |
12月 | 13℃ | 5℃ | 8℃ | 3℃ |
東京とロンドンの年間平均降水量
月 | 東京の平均降水量 | ロンドンの平均降水量 |
---|---|---|
1月 | 50mm | 90mm |
2月 | 60mm | 60mm |
3月 | 110mm | 70mm |
4月 | 140mm | 60mm |
5月 | 130mm | 60mm |
6月 | 160mm | 70mm |
7月 | 160mm | 60mm |
8月 | 150mm | 70mm |
9月 | 210mm | 90mm |
10月 | 160mm | 90mm |
11月 | 90mm | 90mm |
12月 | 30mm | 100mm |
コインと紙幣の肖像は徐々にチャールズ国王の肖像のものに変わっていく。
通貨単位はポンド(£)とペンス(p)。£1は100p、約163円(2024年3月18日現在)。
紙幣は£5、£10、£20、£50。一般に£50紙幣はあまり使用されない。硬貨は1p、2p、5p、10p、20p、50p、£1、£2。
スコットランドや北アイルランドなどでは独自の紙幣を発行しているが、貨幣価値は同じ。スコットランドと北アイルランドの紙幣はイギリスの他の地域でも使用可能とされるが、受け付けてもらえない場合もある。また、スコットランドと北アイルランドの通貨は帰国後換金できないので、使い切ってしまうか、早めにイングランドの通貨に替えてしまおう。
イギリスでは多くの商品にVATと呼ばれる付加価値税が20%(標準税率)かかっている。ただし、イングランド、ウェールズ、スコットランドで一般旅行者が購入し、持ち帰る商品の免税手続きは行われていない。
レストランやホテルなどの料金には、サービス料が含まれていることが多いので、必ずしもチップは必要ない。ただし、サービスをしてくれた人に対する感謝の意を表す心づけとして渡す場合もある。額は、特別なことを頼んだ場合や満足度によっても異なるが、以下の相場を参考に。
BFタイプ
一般に電圧は230Vで、周波数は50Hz。プラグはBFタイプが一般的。デジカメの充電やPCなどはプラグを付ければ使えるものが多いが、使えない製品もあるのでアダプターの電圧表示を確認すること。
イギリスのテレビ・ビデオ方式は、日本と異なるので、一般的な日本国内用ビデオデッキでは再生できない。DVDソフトは地域コードRegion Codeが日本と同じ「2」なので、DVD内蔵パソコンなら通常は再生可能。一般的なDVDプレーヤーでは再生できない。
ブルーレイのRegion Codeは日本が[A]、イギリスは[B]と異なっている。
イギリスの郵便はロイヤルメイル Royal Mailという。ショップの一角に郵便カウンターを出している小規模なところもある。局により営業時間はかなり異なるが、一般的に平日9:00〜17:30くらい。土曜に営業する局もある。日曜・祝日は休み。小さな郵便局では昼休みを取るところもある。
日本へのエアメールの場合、はがきおよび定形封書が100gまで£2.20。小包も送付できる。
00(国際電話識別番号)
81(日本の国番号)
3または90(市外局番と携帯電話の最初の0を除いた番号)
1234-5678(相手先の電話番号)
事業者識別番号
010(国際電話識別番号)*1
44(イギリスの国番号)
20(頭の0を取った市外局番)
1234-5678(相手先の電話番号)
年によって異なる移動祝祭日が多く、土・日曜と祝日が重なる場合は振替休日がある。イースター前後とクリスマス前後~新年は休業するところもある。クリスマス前~新年は地下鉄・バス・鉄道などの交通機関も平常運行しなくなる。
英語が主。ウェールズ語、スコッツ語、ゲール語(スコットランド、北アイルランドの一部)も使われる。
以下は一般的な営業時間の目安。店舗によって30分〜1時間以上の違いがある。イースターやクリスマス前後、年末年始、祝日は、不定休や不定期営業をするところも多い。
銀行によりかなり違うが、月曜~金曜の9:00~17:00。土曜は午前中のみオープンするところもある。日曜・祝日は休業。
月~土曜10:00~18:00。日曜・祝日も6時間のみ営業する店も増えている。
昼食12:00〜14:30、アフタヌーンティー15:00〜17:00、夕食17:30〜23:00頃。
イギリスでは酒類、たばこの18歳未満の購入は不可。
レンタカーは、レンタカー会社や車種などによって年齢制限があり、身分証明書代わりにクレジットカードの提示を要求される。
列(キューque)に並ぶときには、窓口がいくつあっても1列に並び、順番が来たら空いた窓口へ向かう。タクシーやバスを停めるときには横に手を出して合図する。エスカレーターで立つ場合は右側へ。一般的に左は歩く人用。
レストランやパブ、ショップ、ホテルのロビーなど、公共の建物内での喫煙は禁止。違反者には罰金が科せられる。屋外テラス席などでは認められている。また、路上での吸い殻のポイ捨ては罰金。