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富岡製糸場

日本の近代化を支えた富岡製糸場

群馬県の富岡製糸場は、1872年に明治政府が日本の近代化のために設立した模範器械製糸場です。高品質な生糸の大量生産を実現し、世界の絹の普及に大きく貢献しました。主要な施設は創業当時の姿ほぼそのまま現存しています。その歴史的価値が評価され、2014年6月に世界遺産に登録されました。

明治政府は日本を外国と対等な立場にするため、産業や科学技術の近代化を進めました。そのための資金を集める方法として力を入れたのが、生糸の輸出でした。政府は生糸の品質改善・生産向上と、技術指導者を育成するため、洋式の器械を備えた官営の模範工場として富岡製糸場を設立。富岡製糸場で生産された高品質な生糸は、世界の絹の普及に大きく貢献しました。右の絵は、その当時の姿を描いたものです。

富岡製糸場周辺には、シルクや桑製品のショップもたくさんあります。ハンカチやネクタイなどの絹製品だけでなく、シルクを使った石鹸や化粧品、桑の葉を入れたお菓子など、豊富なバリエーションをそろえています。富岡観光のお土産にいかがですか。

駅から富岡製糸場へ向かう道は、街歩き・食べ歩きが楽しいエリア。地元・群馬の郷土料理や、手持ちで食べられるお手軽グルメなどたくさんあります。蚕の形をしたお菓子や桑の葉入りのジェラートなどを食べながら、街中を散策してみるのもおすすめです。

観光地詳細

名称 富岡製糸場
Webサイト http://www.tomioka-silk.jp/tomioka-silk-mill/
所在地 群馬県富岡市富岡1-1
アクセス 上信電鉄上州富岡駅から徒歩で約15分
営業時間 9:00~17:00(最終入場 16:30)
定休日 12月29日~31日
お問い合わせ先 TEL: 0274-64-0005
料金 大人:1,000円、高校・大学生(要学生証):250円、小・中学生:150円、未就学児:無料

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