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金刀比羅宮
香川県琴平町の金刀比羅宮は、古くから「さぬきのこんぴらさん」として親しまれている海の神様で、大物主神(おおものぬしのかみ)を祀った全国の金刀比羅神社の総本宮です。社殿やその他の建築物、美術品など、歴史と文化が薫る見どころが満載です。
海の守護神 こんぴらさん
金刀比羅宮の階段は785段。さらに奥社までは1,368段と、長く伸びた石段の参道が有名な神社です。また、周辺には、旧金毘羅大芝居(金丸座)などの文化財が点在しているほか、昭和レトロを感じさせる町並みなど、町全体が情緒に溢れています。
美術品の宝庫
書院は、金刀比羅宮境内の文化ゾーンを代表するかつての客間です。萬治年間(1658-1660)の建築と伝えられる入母屋や檜皮葺の表書院(重要文化財)をはじめ、同年代に建てられたとされる奥書院(重要文化財)があります。表書院は、江戸時代の代表的な画家・円山応挙の障壁画(重要文化財)があり、奥書院には近年特に評価が高まる伊藤若冲の「百花図」や岸岱の障壁画が残されています(一般公開は表書院のみ)。
また金刀比羅宮には、日本近代洋画の先駆者、高橋由一の油絵が27点あり、高橋由一館で常設展示されています。
至宝を集めた宝物館
金刀比羅宮博物館第一号である宝物館は、1905年(明治38年)に建てられた我が国最初の博物館です。明治26(1893)年に行われたシカゴ万博で日本館を設計した久留正道によって設計されました。
館内には重要文化財である平安時代の仏像「十一面観音立像」や、和歌の名人を描いた「三十六歌仙額」など、金刀比羅宮の宝物が陳列されています。
現存する最古の芝居小屋
古くから「こんぴら参り」で栄えた琴平の町には、天保6(1835)年に建てられた日本最古の芝居小屋で、国の重要文化財に指定されている「旧金毘羅大芝居(金丸座)」があり、江戸時代の情緒を今に伝えています。毎年春には、「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が行われ、人気の歌舞伎役者が勢ぞろい。公演時以外の時も、客席や舞台裏などを見学することができます。
観光地詳細
名称 | 金刀比羅宮 |
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Webサイト | https://www.konpira.or.jp/ |
所在地 | 香川県仲多度郡琴平町892-1 |
参拝可能時間 | 6:00~18:00 御本宮 御扉:7:00~17:00 |
お問い合わせ先 | TEL: 0877-75-2121 |