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キリシタンの里

志賀親次が芽吹かせた隠れキリシタンの歴史 大分県竹田市の史跡

大分県竹田市は隠れキリシタンの里として知られています。この地を治めてきた岡城藩主の志賀親次がキリシタンだったからです。サンチャゴの鐘やキリシタン洞窟礼拝堂など、竹田市には国内屈指のキリシタンの遺物や遺跡が数多く遺っています。これらは、偶然に残ったものではなく、意図的に藩ぐるみで隠されてきたにちがいないとされています。世界が注目する未知の巡礼地、それが竹田です。

16世紀、竹田の岡城藩主であった志賀親次はキリシタンであったことから、この地にキリシタンの歴史が芽吹くことになります。その歴史を物語る史跡に「キリシタン洞窟礼拝堂」があります。迫害の歴史を乗り越え、このように綺麗な状態で、いまなおその姿を伝える洞窟礼拝堂は全国的にも大変珍しいものです。

そしてもうひとつ、竹田のキリシタン史を伝えるものに「サンチャゴの鐘」(重要文化財 竹田市立歴史資料館)があります。1612年の銘文があることから、この年に制作されたものであると考えられています。サンチャゴには聖ヤコブという意味があり、イエスの弟子の名を示しています。これらの歴史遺産は、秘められた竹田市のキリシタン文化を今に伝えています。

観光地詳細

名称 キリシタンの里
Webサイト https://www.taketan.jp/christian-taketa/index.html
所在地 竹田キリシタン研究所・資料館 大分県竹田市竹田町581
アクセス JR豊後竹田駅より徒歩3分
お問い合わせ先 TEL: 0974-63-3383(竹田キリシタン研究所・資料室)
TEL: 0974-63-0585(竹田市観光ツーリズム協会)

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