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美浜町(和歌山)

美しい夕陽、白砂青松の海岸に心癒される小さな町

和歌山県の海岸沿い中央部に位置する美浜町は、その名の通り美しい海岸のある魅力あふれる町。和歌山県で2番目に面積が小さい町ですが、日本の白砂青松100選にも選ばれた大松林を有する煙樹ヶ浜(えんじゅがはま)、カナダへ渡った移民がもたらしたカナダの香りが感じられる三尾地区など、さまざまな見どころがあります。

大松林のある煙樹ヶ浜

弓なりに美しい海岸が約6キロメートルも続く煙樹ヶ浜には400年も守られてきた大松林があります。美浜町のシンボルでもある松林には遊歩道が整備され、潮風が心地よい散歩道になっています。煙樹ヶ浜は、水深が急に深くなり、潮の流れも速いため遊泳禁止ですが、格好の釣り場として人気です。春から夏の間は、キャンプ場がオープンします。

紀伊半島の最西端の日の岬

日の岬は、紀伊水道に突き出す標高200メートルの岬で、突端には白亜の紀伊日ノ御崎灯台(きいひのみさきとうだい)が立っています。天気の良い日には、岬の頂上から紀伊山地と四国の山々、淡路島が見渡せ、360度の展望を楽しむことができます。海面を赤く染めながら海に沈みゆく夕日は壮大で、息をのむほどの美しさ。桜の季節には、ピンクと青い海の見事なコントラストを見ることができます。

移民を送り出した歴史を伝える カナダミュージアム

カナダの香りがする美浜町の三尾地区。明治以降、ここから多くの人がカナダへ移民として渡っていきました。そして、移民の人々が帰郷し、カナダでの暮らしや文化を三尾に根付かせました。今では、ここは「アメリカ村」と呼ばれ、そのシンボルの洋風古民家は「カナダミュージアム」として公開されています。移民の歴史と三尾地区にもたらした文化、カナダでの足跡を学ぶことができます。ミュージアム内のカフェは、一息つくのに格好の場所です。

美浜の逸品

美浜町の特産品と言えば、魚介類やその加工品。特に釜揚げしらすや醤油ベースの特製ダレに漬け込んだしらすは絶品で、テレビでも取り上げられるほど人気です。身の締まった伊勢エビやアワビ、良質で柔らかなひじきもおすすめ。また、黒潮からの風と太陽をいっぱいに受けて育った煙樹ヶ浜の松葉の堆肥で育ったキュウリやトマト、いちごなどの農産物も豊かな味わいです。

観光地詳細

名称 美浜町(和歌山)
Webサイト http://www.town.mihama.wakayama.jp/docs/2014011800175/
所在地 和歌山県日高郡美浜町和田
アクセス 紀州鉄道市役所前駅から徒歩で約25分
湯浅御坊道路川辺ICから車で約15分
湯浅御坊道路御坊ICから車で約10分
お問い合わせ先 TEL: 0738-22-4123(美浜町役場)

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