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日和山公園
北前船で賑わった歴史を色濃く残す日和山公園
18世紀から19世紀にかけて日本海海運で活躍した北前船。酒田の繁栄は北前船によってもたらされました。日和山公園(ひよりやまこうえん)では北前船の国内最大1/2スケールの模型船を見ることができます。園内には、日本最古級の木造六角灯台や方角石などもあり、港町の風情を醸し出しています。日本海に沈む夕陽や春の桜も必見です。
約400本の桜が春を彩る
春の到来とともに、日和山公園の園内及び周辺にはソメイヨシノをはじめとする約400本の桜の木の花が咲き誇ります。毎年4月中旬には、「酒田日和山桜まつり」が開催され、露店が並び多くの人でにぎわいます。また、夜にはボンボリに明かりが灯され、北前船もライトアップされて雰囲気抜群です。北前船と桜、日本海に沈む夕日と桜など美しい写真が撮影できるスポットがたくさんあります。
神秘的な即身仏が2体並ぶ海向寺
日和山公園に隣接する海向寺(かいこうじ)には2体の即身仏が祀られています。即身仏とは、山にこもり、厳しい修行の末に悟りを開き、現在まで朽ち果てることなく姿をとどめている修行僧のこと。ミイラのように死後に処置を施して現存しているものとは異なるそうです。日本全国に十数体ある中で、庄内地方には6体の即身仏があるとのこと。即身仏を知らない人にもわかるように詳しく解説してくれます。
色鮮やかな傘福が出迎える山王くらぶ
日和山の坂を少し下ると、国の登録有形文化財「山王くらぶ」があります。1895年建築の料亭で、酒田で一、二の格式を誇った老舗でした。現在は、北前船で賑わった酒田の歴史を展示したエリアと、日本三大吊るし飾りの酒田の傘福(さかたのかさふく)の展示及び制作体験工房があります。傘福は、傘の中に子孫繁栄・無病息災を願って作られた茄子や猿、花、海老などそれぞれ意味の異なる飾り物を吊るし寺社に奉納したことが始まり。鮮やかな傘福からは、北前船で繁栄した酒田の華やかな文化を垣間見ることができます。
観光地詳細
名称 | 日和山公園 |
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Webサイト | https://sakata-kankou.com/spot/30166 |
所在地 | 山形県酒田市南新町1-127 |
アクセス | JR酒田駅から車で約6分 JR酒田駅から庄内交通バスで5分、寿町下車、徒歩で約5分 日本海東北自動車道酒田ICから車で約17分 |
お問い合わせ先 | TEL: 0234-26-5745(酒田市都市計画課) |
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