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大本山妙心寺

梵鐘や仏像、庭園など文化財が点在する広い境内は見どころ満載

日本中に3,400の寺院を持つ臨済宗妙心寺派の大本山で、京都を代表する大寺院。1337年に花園法皇が開創しました。妙心寺の境内には、南から三門、仏殿、法堂と重要文化財の伽藍が一直線に連なり、その周囲に46もの塔頭(たっちゅう:大寺院の敷地内にある小寺院)が並ぶという広大なもの。法堂に飾られる日本最古の梵鐘(国宝)をはじめ、見どころは尽きません。

退蔵院

南総門から入り三門から左手へ向かうと、塔頭のひとつ退蔵院(たいぞういん)が見えてきます。2つの美しい日本庭園が有名です。16世紀に造られた「元信の庭(もとのぶのにわ)」は、有名な画家・狩野元信の作と伝えられる優美な日本庭園。そして、もう一つは、1963年に造られた新しい池泉回遊式庭園「余香苑(よこうえん)」。造園家の中根金作が3年の月日を費やして完成させました。四季折々の花が咲き、滝や水琴窟(すいきんくつ:かめに落ちる水滴が琴のような音を奏でる庭の仕掛け)が楽しめる広大な庭園です。国宝の水墨画、瓢鮎(ひょうねん)図も所蔵しています。

東林院

東林院(とうりんいん)は樹齢300年の沙羅双樹の花で有名で、「沙羅双樹の寺」とも呼ばれています。見頃になると青苔に落花の風情が楽しめます。通年公開ではありませんが、季節の特別公開があるので、そのタイミングに訪れましょう。住職が作る精進料理も有名で、精進料理体験教室も毎週開かれています。

観光地詳細

名称 大本山妙心寺
Webサイト https://www.myoshinji.or.jp/
所在地 京都府京都市右京区花園妙心寺町64
アクセス JR京都駅からJR嵯峨野線花園駅下車、南門まで徒歩で約5分
参拝可能時間 9:10~15:40(受付終了)
  • * 3~10月は16:40に受付終了
お問い合わせ先 TEL: 075-466-5381

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