[おからだの不自由なかたへの空の旅へのお手伝い]サービス機器について
SPECIAL ASSISTANCE お手伝いが必要なお客様専用カウンター
羽田空港第2ターミナル保安検査場B横およびC横にございます。病気やけが、障がいにより、お手伝いを必要とするお客様に室内カウンターをご用意。室内には休憩スペースや優先保安検査場を設置し、安心して空の旅を楽しんでいただけるようお手伝いいたします。係員へ必要なお手伝いをお知らせください。
【主な日本国内空港カウンターについて以下よりご確認ください】
筆談ボード/コミュニケーション支援ボード
正面
コミュニケーション支援ボード
日本国内空港のカウンターに設置しています。コミュニケーション支援ボードは日英中韓4カ国語で表記しています。
タブレット端末を使った新コミュニケーションツール(羽田空港第2ターミナルSPECIAL ASSISTANCE カウンター)
遠隔手話
・遠隔手話:専用のタブレット端末を通じ、オペレーターがお客様と
空港係員のやり取りを手話と音声で同時通訳。
(羽田空港第2ターミナル SPECIAL ASSISTANCEカウンター
(保安検査場B横) 対応時間08:00-20:00 ※順次国内空港に拡大予定)
音声認識
・音声認識:係員の声を認識し、文字で表示。
(羽田空港第2ターミナル SPECIAL ASSISTANCEカウンター
(保安検査場B横) ※順次国内空港に拡大予定)
空港用車いす
機内のお座席までご使用いただける車いすです。
大車輪を外し肘掛けを下げると、機内の通路を通ることができます。
ハンドリムがありますが長距離の自走には向いていません。
■座席幅 約38cm
■座席の奥行 約38cm
■座席の高さ 約46cm
■高さ 約90cm
■背もたれの高さ 約39cm
■重さ 約23kg
樹脂製(非金属)車いす
金属探知機に反応しない樹脂製車いすです。
大車輪を外すと、機内の通路を通ることができます。
【設置空港】 ※2017年9月時点
新千歳、羽田、関西(国内)、伊丹、福岡
■座席幅 約40cm
■座席の奥行 約40cm
■座席の高さ 約47cm
■高さ 約91cm
■背もたれの高さ 約42cm
■重さ 約16kg
※今後、日本国内幹線空港へ配置を増やして行く予定です。
空港用大型車いす
体格の大きなお客様用車いすです。機内には入れません。
【設置空港】
新千歳、成田、羽田、名古屋、関西、伊丹、福岡、沖縄
■座席幅 約64cm
■座席の奥行 約50cm
■座席の高さ 約55cm
■高さ 約102cm
■背もたれの高さ 約50cm
空港用リクライニング車いす
全体
リクライニング状態
フルフラットの状態までリクライニング可能な車いすです。
機内には入れません。また移動時はフルフラットにはできません。
【設置空港】
新千歳、成田、羽田、名古屋、関西、伊丹、松山、福岡、熊本、沖縄
■座席幅 約40cm
■座席の奥行 約45cm
■座席の高さ 約45cm
■高さ 約119cm
■フルリクライニング時全長 約200cm
機内用フルリクライニング車椅子
座位を保つことが困難なお客様のご案内に使用できるフルリクライニング車椅子です。
機内の通路を通ることができます。
【設置空港】
新千歳、羽田、伊丹、福岡、沖縄
■座席幅 約38cm
■座席の奥行 約42cm
■座席の高さ 約44.5cm
■高さ 約142cm
■背もたれの高さ 約86.5cm
電動カート
ご搭乗口までの歩行移動が不安なお客様のために、羽田空港第2旅客ターミナル出発ロビーに電動カートを2台ご用意しました。
ご搭乗日の当日、カウンター係員に直接お知らせください。(事前予約は承っておりません。)
※ご利用可能時間は8:00-19:00です。
段差解消ボード
航空機の搭乗口の段差を解消するボードです。
アシストストレッチャー
リフトバス車や車いす用タラップ車をご用意ができない場合や、それらの設置がない空港でご利用いただきます。
お座りいただいたままタラップを昇降し、機内座席までご案内いたします。
【設置空港】
羽田、伊丹、福岡、沖縄、新潟、青森、仙台、高知、熊本、大分、釧路、稚内、紋別、函館、秋田、女満別、五島福江、中標津、小松、青森、中部、鹿児島、対馬
■座席の幅 約38cm
■座席の奥行 約26.5cm
■座席の高さ 約52cm
■高さ 約136cm
■背もたれの高さ 約84cm
リフトバス(パッセンジャーボーディングリフト)
リフトが付いた空港内専用車です。タラップ使用の搭乗時に航空機の入口まで車いすにお座りいただいたままご案内いたします。
【設置空港】
新千歳、成田、羽田、名古屋、伊丹、関西、福岡、沖縄
車いす用タラップ車
車いすで昇降できるB737用タラップ車です。
【設置空港】
新千歳、羽田、伊丹、福岡、対馬、福江、沖縄、石垣
車いす階段昇降機
リフトバス車や車いす用タラップ車をご用意ができない場合にご利用いただきます。駆動機能を完備しており、お座りいただいたままタラップを昇降し、スムーズに機内座席までご案内いたします。
【設置空港】
成田
可動式肘掛け
日本国内線普通席、国際線エコノミークラスには、車いすの乗り降りが容易に行えるように通路側で肘掛けの上がる座席があります。機種によって座席位置は異なります。
肘掛の上がらない席もありますため座席の希望をお知らせください。
機内用車いす
全体
折りたたんだ状態
機内には機内で使用可能な車いすをご用意しています。使用時は客室乗務員にお申し出ください。
ご自身でのブレーキ操作はできません。
アームレストは左右連動式です。
■座席幅 約34cm
■座席の奥行 約33cm
■座席の高さ 約46cm
■高さ 約84cm
■背もたれの高さ 約33cm
車いす用化粧室
一部の機種を除いて、機内用車いすで入れるお手洗いを設置しています。
アシストハンドル(手すり)が取り付けてあります。
点字「安全のしおり」
目の不自由なお客様には点字による機内の非常用設備の案内パンフレットをご用意しています。日本語版、英語版があります。ご利用の際は客室乗務員にお知らせください。
座席まわりの設備や化粧室などについては客室乗務員がご案内いたします。
点字・拡大文字版「ドリンクメニュー」
ご利用の際は客室乗務員にお知らせください。
ストレッチャー
使用イメージ
機内の座席上に取り付ける簡易ベッドです。機種により取り付ける位置は決まっています。座席はカーテンで仕切られます。ただし、客室内安全確認のため、離着陸時および滑走中はカーテンを開けさせていただくことがございますので、ご了承をお願いいたします。ご出発からご到着まで常時仰向けでおからだをベルトで固定していますので、寝返りやトイレの利用などはできません。医療機器などはストレッチャー下の座席に設置していただけます。
■長さ 約180cm
■幅 約40cm
■高さ 約96cm
ANA 貸出用酸素ボンベ(有料サービス)
アシストシート
座位を保つことが困難なお客様用の着席補助シートを無料で貸し出ししています。(アシストシートのご案内)
■身長:48~101cmまで
■体重:2.3~18kgまで
■9kg未満のお客様の場合は後ろ向きに取り付けます。
■事前のご予約が必要です。お申し込みは「上体固定用補助具について」をご覧ください。
メディカルキット(救急品)
主に外傷の応急処置を行う際の医療器具を搭載しています。
- <医療器具>
- 聴診器
- デジタル血圧計
- 人工蘇生器(ポケットマスク・アンビューバック) など
これとは別に、ご気分などが悪くなられたお客様の為に使用頻度の高い市販医薬品を搭載しています。
- <市販医薬品>
- 風邪薬
- 鎮痛剤
- 胃腸薬 など
常用しているお薬はご自身で機内にお持ちになることをお勧めいたします。
ドクターズキット(救急品)
急病人が発生した場合に乗り合わせた医師のお客様が使用可能な応急措置用の医療品(点滴、注射液など)を搭載しています。
- <医薬品>
- (注射薬)
- 電解質溶液*
- 5%・20%ブドウ糖溶液
- ボスミン
- 硫酸アトロピン
- ブスコパン
- 水溶性ハイドロコートン
- ネオフィリン など
(内服薬)- ニトロペン
- ネオマレルミン
- ブスコパン など
- <医療器具>
- 縫合セット*
- 注射器
- 点滴セット
- ネラトンカテーテル* など
医療品・医療器具は航空法施行規則に基づき、搭載しています。
*は国際線のみ
レサシテーションキット(救急品)
異物を除去し、気道を確保するための心肺蘇生用の医療器具や挿管セットなどで、国際線に搭載しています。
- 気管内挿管セット
- 液体吸引セット
- パルスオキシメーター など
- ※これらの医療器具は主に医師が使用し、航空法施行規則に基づき、搭載しています。
自動体外式除細動器(AED)(救急品)
機内での救急救命体制を強化するために、心筋梗塞などが原因で起こる心室細動を電気ショックをかけることにより取り除くことができる医療器具-AED-を搭載しています。
また、現在搭載されているAEDには心電図モニターが装備されており、明るいカラー液晶画面には心電図波形などが表示され、お客様の病状を的確に把握することが可能です。
筆談ボード
サポートベルト
上体を座席に固定するための補助ベルト(サイズ:幅 約12cm、長さ 約150cm)をご用意しています。
障がいなどの理由により、着席が困難なお客様を対象に無料で貸し出ししています。事前のご予約が必要です。
肩ベルト付(画像内上段)と肩ベルトなし(画像内下段)の2種類のサポートベルトを貸し出ししています。
ご案内はこちらからダウンロードできます。
お申し込みは「上体固定用補助具について」をご覧ください。