第12-073号 「ボーイング777‐300長距離型機」の導入を決定 |
全日空は、本日7月24日、B777‐300長距離型機(B777 Longer-Range Derivative)の導入を決定しました。 導入予定機数は6機で、このうち4機は既に確定発注を行っていたB777の型式を変更することにより、また2機は、今回新規発注を行うことで導入いたします。 全日空では、2004年度より、これらB777‐300長距離型機の受領と運航を開始する予定で、今回新規発注を行った2機の受領は2006年度となる予定です。 B777‐300長距離型機は、B777‐300と全長・全高において同寸法の派生型機で、大推力のエンジン(ゼネラル・エレクトリック社製GE90−115B)を装備した最新鋭の長距離型双発ジェット旅客機です。 B777‐300長距離型機は、B747−400とほぼ同等の提供座席数および長距離運航能力を有しており、経済性が高く、居住性・快適性にも優れていることから、国際線事業において需給バランスに適合した効率的で柔軟な機材配置と収益性の向上が期待できること、また現有のB777の派生型機であることから、運航・整備・訓練・部品調達などの生産面での効率化を図れることが、導入を決定した理由です。 全日空は、需給バランスなども考慮しながら、B777‐300長距離型機を米国本土線・ヨーロッパ線等の長距離国際線へ投入していく予定です。 全日空は、「ワーキング・トゥゲザー」コンセプトに基づき設計に参画したB777‐200(平成7年12月運航開始)を始めとして、B777‐300(平成10年7月運航開始)ならびにB777−200ER(平成11年10月運航開始)を、現在計20機運航しています。 【参考】
諸 元 一 覧
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