ANAは、本日7月23日、ボーイング777-300型機5機、ボーイング767-300ER型機9機を新たに発注いたしました。 これら新規航空機は2004〜2006年度にかけて順次受領し、国内線を中心とするANAネットワークの主力機として運航していく予定です。 当社では、中・大型機材の更新計画を策定する中で、競争に打ち勝つための事業戦略の一環として『お客様満足度の向上に繋がる快適性の追求』、『より経済性の高い機種への更新』、『機種の集約に伴う効率化』に主眼を置いて検討を進めてまいりました。
その結果、これまで当社の主力機として活躍してまいりましたボーイング747SR型機(保有数8機)、同747LR型機(同2機)、ボーイング767-200型機(同8機)、エアバス321型機(同7機)計4機種の全機を2006年度末までに順次退役させると共に、その補充分として上述の追加発注を決定いたしました。これら退役と更新によって、ANAの中・大型旅客機は現在の8機種から4機種(B747-400・B777-300・B777-200・B767-300)にまで削減・集約されることとなります。 当社といたしましては、今般の既存新鋭機の追加導入によって、より高品質で快適なフライトをお客様に提供すると共に、経済性の高い機材への更新と機種の集約を加速させることによって大幅な収益性の向上を図り、引き続きアジアを代表する企業グループを目指してまいります。 |